リラさんの小説

【リボンの伝説 神々のトライフォース】解説集1 5章まで


これは「リボンの伝説 神々のトライフォース」の解説集です。
本編の元ネタについて説明します。内容は本編及びゼルダシリーズ各作品に
関するネタバレを含みますのでご注意ください。


序章

・「遥か昔、森と山に囲まれた……」
  「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」(以下、神トラ)
  のオープニングデモで表示される語りの再現。

・「全知全能の力を持つ黄金」
 ゼルダシリーズの舞台であるハイラルの地の至宝「トライフォース」のこと。
 金色の正三角形を3つ、三角形に並べた形をしている。
 戦国時代の大名、北条氏の家紋・三つ鱗と同様のデザインであり、
 恐らくそれが元ネタ。全知全能の力を持ち、触れた者の願いを叶える。
 ハイラルの創造神、即ち、力の女神ディン、知恵の女神ネール、
 勇気の女神フロルが、創世を終えるに際し大地に残していった力の結晶。
 3つの三角形がそれぞれ、力(純粋なエネルギー)、
 知恵(自然界の法則)、勇気(生命の力)を司る。
 ゼルダシリーズはこのトライフォースの力を巡る物語で、
 その力を悪用して世界制服を企む魔盗賊ガノンドロフ(大魔王ガノン)と、
 それに立ち向かう勇者リンク、彼を支えるハイラル王女ゼルダの戦いが描かれる。
 この3人はそれぞれトライフォースの性質を体現する存在であり、
 ガノンは力を、リンクは勇気を、ゼルダは知恵を象徴する人物とされる。
 「ゼルダの伝説 時のオカリナ」(以下、「時オカ」)では
 それがはっきりと示された。なお、トライフォースは
 「星のカービィ スーパーデラックス」(以下、「SDX」)の短編
 「洞窟大作戦」の最後の財宝としても登場している(値打ち80万G)。
 このことは、本作を生み出すきっかけの一つとなった。

1章

・「朝から大嵐」
 「神トラ」のオープニングが嵐の夜に始まることから。

・ベジタブルバレー
 「星のカービィ 夢の泉の物語」(以下、「夢の泉」)の第1ステージの名称。
 多くの二次創作作品でカービィの家の所在地とされている。
 本作ではグラスランド地方の西部地域を指す地名として用いている。

・紅白縞柄のパラソル
 カービィがコピー能力「パラソル」で使用する傘。

・グリーングリーンズ
 初代「星のカービィ」の第1ステージの名称。
 このステージで流れる軽快なBGMは人気が高く、
 多くのアレンジ楽曲が作られている他、歌詞もつけられている。
 歌詞は公式と二次創作の2つが存在するが、後者の方が人気が高い。
 なおゲーム・カービィシリーズのBGMの公式名はごく機械的
 (「〜の面」など)で知名度も低いことから、多くの場合、
 そのBGMが流れるステージ名・コース名で呼ばれる。
 この「グリーングリーンズ」や、後述の「フロートアイランド」
 「レインボーリゾート」もその例。

・フロートアイランド
 初代「星のカービィ」の第3ステージの名称。
 このステージのBGMも人気が高い。なお正式名称は複数形
 (「FLOAT ISLANDS」)で、
 本来は「フロートアイランズ」と呼ぶのが正しい。
 しかし、単数形の方が響きが良いためか多くの場合
 「フロートアイランド」と呼ばれる。

・レインボーリゾート
 「夢の泉」の第7ステージの名称。コース4以外では、
 雪に覆われ寒々としているこの面をイメージした、もの悲しいBGMが流れる。

・メイダスのヘソクリ疑惑
「SDX」の短編「メタナイトの逆襲」で、メタナイトの部下メイスナイトが、
 戦艦ハルバードの一室にヘソクリ(トマトと1UP)を溜め込んでいたことから。

・リボン「私はお城の地下牢に……」
 「神トラ」のオープニングで、ハイラル王女ゼルダが主人公リンク
 にテレパシーで語りかけてくるセリフ。

・星のかけらのカンテラ
 「神トラ」ではスタート地点であるリンクの家にカンテラがあり、
 最初に手に入れるアイテムとなる。本作ではこれをカービィ的にアレンジし、
 光源に火ではなく星のかけらを採用した。

・グラスランド
 「星のカービィ2」(以下、「カービィ2」)及び「星のカービィ3」
 (以下、「カービィ3」)の第1ステージの名称。その名の通り、
 草原地帯。本作ではカービィの家やベジタブルバレー、
 グリーングリーンズなどがある地方の名称とした。

・「街道は騎士団が封鎖している」
 「神トラ」で、オープニングイベントが終了するまで、
 ハイラル城に続く道以外は兵士が塞いでいて通れなくなっていたことから。

・アポロの森
 「カービィ3」のステージ1−6をイメージしている。
 同ステージには、その名も「アポロ」という、
 アポロチョコの姿をした敵キャラがおり、
 木の幹に張り付いてぐるぐる回っているこいつを飲み込むと
 体力を回復することができた。

・「秘密の入り口」
 「神トラ」のオープニングイベントで、
 リンクはハイラル城の城壁の東にある隠し穴から城の地下に進入することから。

・メタナイト「うう、カービィ、お前だけは……」
 「神トラ」で、地下通路に倒れているリンクのおじさんが
 今わの際に言うセリフの再現。おじさんは自身の剣と盾をリンクに託し、
 息を引き取る。本作では、カービィは剣のみをここでメタナイトから受け取り、
 盾は後から入手することにしている。

・「星の戦士の一族にだけ使える秘剣」
 本家「神トラ」では「ある一族(=ナイトの血族)にだけ使える秘剣」
 という表現で、リンクの必殺技、回転斬りを示す言葉だった。
 本作では、アニメのソードカービィが奥義として用いていた
 ソードビームのことを指している。

・緑色の三角帽子
 カービィがコピー能力「ソード」でかぶる緑色の三角帽子は
 ゼルダシリーズの主人公リンクのものをモチーフにしている。
 なお、一部作品ではHPが満タンの時にソードビームを放つことができるが、
 これも本来「神トラ」の設定である。
 リンクはマスターソード(後述)を持っていないとビームが使えなかったが、
 カービィはどんな剣でも使えるらしい。

・メタナイトの剣
 作者はアニメ「星のカービィ」を最後まで見ていなかったので、
 この部分を書いた時点では「ギャラクシア」という銘があることを
 知らなかった。本作におけるメタナイトの剣は
 公式絵にある七支刀のような形状のものではなく、
 ゲーム画面で表示される直刀をイメージしている。
 なお、「SDX」ではカービィがコピー能力「ソード」で用いる剣も橙色で、
 メタナイトの剣と同様のデザインであった。
 「星のカービィ 夢の泉デラックス」(以下、「夢の泉DX」)
 以降の作品では刀身の色が白に変わっているが、
 この仕様変更の理由は謎。作者としては橙色の方が好みなのだが。

・「剣を右手に」
 ゼルダシリーズの主人公リンクは左利きである。
 本作のカービィにも左手に剣を持たせようと考えたこともあったが、
 カービィは右手で物を持つことが多い(ほしかす氏レポート「かびるぽ」参照)
 ようなので右利きという設定にした。

・「草むらを剣でかきわけながら」
 ゼルダシリーズでは草刈りは重要な要素の一つ。
 単に障害物となっている草を排除するという意味もあるが、
 草を刈るとハート(回復アイテム)やルピー(通貨)などのアイテムが
 出現するためだ。ただし、稀に蜂や地雷、伏兵などが出てくるので注意が必要。
 「神トラ」の4コマ漫画ではしばしばネタにされている。
 名作漫画「刻の大地」の作者として有名な夜麻みゆき氏は
 リンクのことを「草刈り名人」と称し、
 草むらを見ると体が勝手に動いて刈り出す人物として描いていた(笑)。

・デデデ城内部の構造
 本作では「神トラ」のハイラル城をデデデ城で再現しており、
 内部の構造はハイラル城のものをそのまま拝借している。
 「神トラ」のハイラル城は1階のホールを取り囲むように
 東西に長い廊下があり、北の端に地下への階段がある。
 地下1階の通路には柵がなく、通路からはみ出して穴に落ちると、
 ミスとなりライフが1減った。地下1階から地下2階へ下りると、
 地下3階への階段がすぐそばにある。牢獄は地下3階にあり、
 ここにゼルダ姫が囚われていた。

・「冥い波動」
 ゲーム「オウガバトル64」の用語。
 暗黒道に堕ちた者が放つ禍々しいオーラのことをこう表現する。
 「暗黒道に堕ちる」とは、人間が自身の秘められた力を解放しようとする際、
 「冥い感情」と呼ばれる心の闇に飲み込まれ、
 狂気にとらわれてしまうことを言う。また、オウガシリーズには、
 力のみに頼って人を支配しようとすることは邪道だという思想が
 ゲーム全体に流れており、その悪しき道のことを「暗黒道」と呼ぶこともある。
 「64」の前作「タクティクスオウガ」では「暗黒道」に
 「ダークサイド」という読みが当てられており、
 また、オウガシリーズのシナリオの体裁(時系列を無視したエピソード展開)が
 「スターウォーズ」を真似ていることから、
 恐らく「暗黒道」の元ネタは「スターウォーズ」
 シリーズの「ダークサイド」(超能力・フォースを悪用する勢力)だと思われる。
 なお、本作の「冥い波動」は単に強い殺気のことを表しているに過ぎない。

・バック転で斧をかわす
 「大乱闘スマッシュブラザーズ」(以下「スマブラ」)における
 緊急回避のアクションを想定。

・「はあっ」「えいっ」などカービィのかけ声
 初代「スマブラ」におけるカービィのボイスをイメージしている。
 「はあっ」は「あ」にアクセント。

・メイスナイトのメイダス
 「神トラ」では、ゼルダ姫が囚われている牢を、
 鉄球を持った兵士が見張っており、
 本作ではメイスナイトにその兵士の役をやらせている。
 語尾に「だス」をつけるという設定は「メタナイトの逆襲」から。

・3つの壷
 「神トラ」ではゼルダ姫が囚われている牢の隣に、
 鍵のかかっていない別の牢があり、そこに3つの壷が置いてある。
 この壷は敵に投げつけるとレベル3の剣と同等の攻撃力
 (初期装備のレベル1剣の4倍)を発揮することから、
 多くのプレイヤーがこの壷で牢番の鉄球兵士を倒した。
 カービィが壷を投げてメイスナイトを倒すのはその再現。
 「神トラ」の鉄球兵士も、壷を2発喰らうと絶命する。

・メイダス「ぐほっ……!」
 「タクティクスオウガ」で、騎士ギルダスが暗黒騎士マルティムの必殺技
 「フローヴェノム」を喰らった時の有名な叫び声。
 後の選択肢によってこの時のギルダスの傷の深さが変わり、
 主人公の選択次第ではこの「ぐほっ」が彼の最後の言葉になってしまう。

・「茶色の鞘」
 カービィがコピー能力「ソード」で用いる剣にはちゃんと鞘がある。
 「SDX」で、ヘルパーがいる状態でソードのコピー能力を解除すると
 それがわかる(カービィが投げる帽子の形が剣の鞘)。

・リボン「ありがとう、カービィ……」
 「神トラ」で、リンクに助け出されたゼルダ姫が牢の中で語るセリフ。
 これ以降も、リボンがカービィに道を示すセリフはほとんど
 「神トラ」のゲーム中会話の再現。

・司祭マギウス
 「神トラ」の悪役、司祭アグニムの役を演じる彼。
 実はオリジナルキャラではない。彼の正体は、「SDX」のボス集団
 「バトルウィンドウズ」の1体、「まほうつかい」。

・小さな天使
 「カービィ3」のステージ5−6に出てくる天使。
 その名も「エンジェル」。どこか別の星からやってきたらしい。
 彼女は羽根を失い飛べなくなっており、カービィに助けを求めてくる。
 8枚の羽根を全て集めてやるとハートスター(後述)がもらえるが、
 ステージ中に6体いる中ボスの死体を、
 1つでも飲み込まずに破壊してしまうと失敗するという鬼畜仕様。
 シリーズ中でも屈指の高難度といわれる3の中でも、
 非常に厄介なステージの1つとなっている。

・カッターブーメラン
 「神トラ」では、ハイラル城地下1階でブーメランを入手できることから、
 ここでカッターを登場させた。

・「大きな飾り棚」
 「神トラ」では、ハイラル城の玉座の裏にある飾り棚の奥が、
 教会への秘密の抜け道になっていた。
 本家のそれは2本の剣の模様が描かれているのだが、
 本作では太陽と月の模様にした。これは、初代「星のカービィ」の第4ステージ
 「バブリークラウズ」にある床の模様をイメージしている。

・コモとの戦い
 本作のコモには、体の表面は剣を受け付けず、
 柔らかい腹が弱点という設定をつけている。これはもともと、
 「時オカ」に出てくるクモの怪物、スタルチュラの持つ性質。
 スタルチュラも、腹を攻撃すると
 「ギエェェェェギエエエエッ」という断末魔の声を上げて死ぬ。

・「凄まじい悪臭が漂っていた」
 「神トラ」では、リンクとゼルダはハイラル城の隠し通路を抜け、
 地下の水路を通って教会へと逃げていく。
 ネズミやらコウモリやらが棲みついているこの水路、
 作者は絶対下水道だと思うのだが。

・バブットの群れ
 「カービィ3」の洞窟ステージでさんざんカービィをかじってくれた
 このコウモリ。本作ではこいつに、
 ゼルダシリーズのコウモリの怪物「キース」のイメージを重ねている。
 「時オカ」では集団で空中から攻めてくるため、剣では倒し辛い相手だった。
 子供リンクの時はたいてい、ブーメランを使って倒すことになる。
 カービィがカッターでバブットを倒す描写はその再現。

・2つのスイッチ
 「神トラ」ではハイラル城から教会へ至る抜け道の最後に、
 2本のレバーが設置された部屋があり、
 右側のレバーを引くと教会へ通じる扉が開くようになっていた。
 左側のレバーはハズレで、引いてしまうと「ブブー」という音と共に、
 ロープというヘビの魔物の群れが天井から降ってくる。
 本家ではゼルダ姫が右側のレバーを引けと教えてくれるのだが……。
 当初はこのレバーを本作でそのまま再現していたが、
 ピンクのスイッチの方がカービィ的だと思い、途中で書き変えた。
 ゴルドーが降ってくるというのは、「SDX」の「洞窟大作戦」で、
 お宝「コングのたる」があった部屋をイメージした表現。

・エンジェル「ああ、リボンちゃん……」
 ここでの3人のやりとりも、「神トラ」の作中会話の再現。「神トラ」の
 神父の配役には苦労した。なにしろカービィ世界には全く宗教的な要素が無い。
 結局、「カービィ3」からエンジェルに登場してもらうことにした。
 彼女の姿はキリスト教的な(?)雰囲気を持っているので。

・「『退魔の剣』マスターソード」
 ゼルダシリーズのキーアイテムの1つ。ハイラルの先住民族ハイリア人が、
 ガノンの闇の力に対抗するために作り出した聖剣。
 主人公リンクはこの剣を手にしてガノンとの戦いに挑む。
 本作では当初、この剣を「カービィ2」の虹の剣に置き換えるつもりだった。
 しかし、資料収集の中で「星のカービィ 鏡の大迷宮」に、
 その名もマスターソードという剣が登場することを知ったため、
 そのままの名前で登場させた。
 なお、「ファイアーエムブレム 紋章の謎」にも
 マスターソードという剣が登場している。
 シリーズ間における「マスターソード」の関係は不明。
 恐らく関連性は無いものと思われる。

・リボン「長い間眠りについていたから」
 本作の初期公開時にはなかったセリフだが、後から追加した。
 本作では「神トラ」における7賢者の子孫の役を「カービィ64」の妖精達に
 やらせているが、妖精達が老衰するとは考え難いので、
 「子孫」ではなくゼロを封印した当人という設定にしてある。
 しかし、この設定には大きな問題があったことに後から気づいた。
 7妖精=7賢者とすると、「神トラ」でマスターソードを作ったのは
 7賢者と想定されることから、本作の世界におけるマスターソードは
 リボン達が作ったということになる。
 すると、カービィはマスターソードの入手法をわざわざウィスピーウッズ
 (長老サハスラーラ役)のところに行って聞かなくても、
 リボンに聞けばわかるだろうということになってしまうのだ。
 そのため、リボン達7妖精にはゼロ封印の後数百年間眠ってもらうことにした。
 その間、ゼロの魔物の残党に妖精王国が壊滅されられたとすれば、
 一応物語の整合性は取れる。苦肉の策であった。

2章

・エンジェルが朝食に出したパン
 フランスパンチェーン店「VIE DE FRANCE」の名物
 「エンジェルソフト」。美味。1個160円くらい。

・ピーナツ平野
 「SDX」の短編「白き翼ダイナブレイド」の第1ステージ名。
 本作ではグラスランド地方に広がる平野の名称とした。

・ププ村
 「神トラ」のカカリコ村をカービィの世界で再現した村。
 地名の由来は、アニメ「星のカービィ」に出てくる村(デデデ城の城下町?)
 「ププヴィレッジ」。

・「『この先、ププ村』という看板」
 「神トラ」では教会からカカリコ村に至る道に、
 ご丁寧に2枚の案内板が立てられていて、
 「←この先 カカリコ村」と書いてあることから。

・ハッター婆さん「あんたを信じとるよ」
 「神トラ」でカカリコ村の民家の前にいるほうきを持った老婆に話しかけると、
 「姫を連れさらったというウワサじゃが、ワシはお前を信じとるよ」という
 セリフが聞ける。これはその再現。

・「ワドはパラソル使いの達人だ」
 「SDX」ではワドルディが「パラソル」の能力を持ったヘルパー
 (カービィの仲間・2Pキャラ)として登場することから。

・マジルテ洞窟
 「洞窟大作戦」の舞台となった洞窟。この洞窟には60個の財宝が隠されており、
 「SDX」の攻略率100%を達成するためには、
 それらを全て集める必要があった。
 ここで登場した財宝アイテムは本作にも数多く登場させている。
 なお、財宝を全て持った状態でマジルテ洞窟を脱出すると、
 金銀財宝の上に座する豪華なカービィの絵を見ることができる。

・不届き者「兵隊のみっなっさぁ〜ん!」
 「神トラ」のカカリコ村には、「チクリおばさん」(公式名)
 という女が2人いて、接触すると本作と同様のセリフを言い、
 敵キャラ(兵士)を呼び寄せる。不届き者は本来、
 このセリフのためだけに用意したキャラクターだったのだが、
 後に意外な活躍をすることになった(笑)。

・白き翼の広場
「白き翼ダイナブレイド」から。

・「星読新聞の朝刊」
 新聞の名前は他にも「プププ通信」「プププタイムス」など数種類考えたが、
 「星読新聞」が一番感じ良かったので採用。
 「読売新聞」をちょっとだけ意識している。
 なお、新聞でトップの横見出しが記事2段分のスペースを取るのは、
 よほどの大事件があった時のみである。
 国政選挙、或いは、東日本大震災クラスの天変地異の記事でしか見られない。

・カービィの手配書
 漫画「ONE PIECE」に出てくる海賊の手配書と同様の体裁。
 一番下に小さい文字で書かれている文章は、
 「神トラ」でカカリコ村の看板に書かれている文句
 (「おたずね者 リンク ゼルダ姫を城よりさらった犯人 
 みつけたら大声でしらせよ!」)から取った。
 なおカービィの懸賞金が80万ゴールドなのは、
 「洞窟大作戦」におけるトライフォースの値打ちに合わせたため。

・クーがマスターソードについて語るセリフ
 「神トラ」で、カカリコ村の長老サハスラーラの妻(ババ)
 が言うセリフの再現。

・ビニール傘
 多くの人が出入りする施設の玄関には、たいていあるものである。

・〈邪眼暗黒球 ダークマター〉
 「時オカ」では各ダンジョンのボスと戦う際、
 最初にボスの名前が白字で表示される。
 最終ボスのガノン以外のボスキャラクターには
 漢字5文字の肩書きがついており、
 「邪眼暗黒球」という仰々しい称号はその再現。
 なお、戦闘シーンにおけるダークマターの攻撃
 (黒い稲妻を放つ、橙色の球体を飛ばす)は「カービィ3」における彼の技。

・ハートスター
 「カービィ3」で最終ステージへ行くために必要なアイテム。
 黄色い星→ピンクのハート型→黄色い星と絶え間なく姿を変える発光体。
 感謝の気持ちが形を取ったものらしい。
 各コースに1人ずついる、困っている人を助けるとゴール地点でもらえる。
 全て集めると最終ボス、ゼロを倒すための武器「ラブラブステッキ」となり、
 最終ステージ「ハイパーゾーン」へ行けるようになる。

・カービィがダークマターにとどめを刺すシーン
 ゲーム「ラジアータストリーズ」のオープニングムービーで、
 騎士ケアンが水竜を倒すシーン
 (冷気ブレスの波動を剣で切り裂きながら突っ込む)をイメージしている。

3章

・村長「毛虫も潰さぬような顔」
 カービィは毛虫が苦手というのは公式設定。
 「SDX」では、カービィはツインウッズが出す毛虫を吸い込むことができない。

・北西の古井戸
 「神トラ」で、カカリコ村の北西には小高い丘があり、
 その下に井戸がある。丘の上から飛び降りると内部に進入可能。
 井戸の中には20ルピーの赤い宝石が入った宝箱が3つと、
 爆弾3個が入った宝箱が1つある。横穴の奥にある4つの宝箱はその再現。
 10円玉×2=20ゴールド、10円玉+真っ黒い鉄鍋
 (じょうぶなおなべ=時価10ゴールド相当)=20ゴールドというわけ。
 本家では壁のヒビを爆破すると行ける隠し通路の先に壷4つと宝箱1つがあり、
 箱の中にはハートのかけら(4つ集めるとライフ最大値UP)が入っていた。
 本作ではこのハートのかけらを星のかけらに置き換えている。

・ポピー兄「怪しい壁は即爆破」
 ゼルダシリーズにおける冒険の基本。
 ゼルダシリーズではヒビの入った壁がダンジョンにしばしば登場し、
 爆弾または体当たりで破壊することにより、
 隠し通路が開かれるようになっている。
 「神トラ」のダンジョンは特にこのギミックが多い。
 見取図に存在する部屋に進入できない場合、
 たいてい壁のヒビを見落としている。


・通貨単位「ゴールド」
 「洞窟大作戦」でお宝の値打ちを表す通貨の単位「G」が、
 一般に「ゴールド」と読まれていることから。
 「ファイアーエムブレム」シリーズでもゴールドという
 通貨単位が使われていることから、
 恐らくはゲーム・カービィシリーズの「G」も「ゴールド」であると思われる。
 なおアニメ・カービィシリーズでは「デデン」という通貨単位が使われていたが、
 SDXからカービィの世界に入った作者としては「G」の方がなじみ深いので
 「ゴールド」を採用。

・村長の家
 「神トラ」でカカリコ村の長老サハスラーラの家は、
 村の北にある丘の上にあった。
 村長の家が村全体を見渡せる丘の上にあるというのは、その再現。

・不届き者「ああ、ごめんなさいニワトリ様……」
 ゼルダシリーズでは、ニワトリを虐待するとエラい目に遭う。
 動物をいじめるのはやめましょう。

・不届き者「斬ってもぶっても死なないし……」
 ゼルダシリーズでは、ニワトリは最強の生物である。
 くれぐれも動物をいじめるのはやめましょう。

・デクの棒
 「時オカ」に登場する木の棒。先端に火をつけて運ぶのが主な用途。
 武器としても使え、子供リンクの基本装備「コキリの剣」の2倍
 (聖剣マスターソードと同等)の攻撃力を持つが、すぐ折れる。

・「蔦に覆われた石造りの建物」
 「神トラ」で長老サハスラーラの家の隣には、
 草ぶき屋根を頂いた石造りの民家が立っている。
 この建物には「明るいところが大嫌いな盗賊、ブラインドの隠れ家だった」
 という設定があった。村長の倉庫の建物はその再現。
 本家の建物も窓が2箇所しかなかった。

・倉庫のガラクタ
 「洞窟大作戦」に出てくる財宝(?)。
 招き猫のような置物=まねきねこ(値打ち500G)、
 錆付いた曲刀=せいりゅうとう(14万2000G)、
 ヌンチャクのような節昆=リーのヌンチャク(5万5480G)、
 「M」の字が書かれたブリキのバケツ=バケツ(200G)、
 マネキン(3000G)、
 「DK」と書かれた大きな樽=コングのたる(1500G)、
 ゴムでできたタイヤ=カートのタイヤ(1100G)、
 ミスリル銀の鎧=ミスリルよろい(21万2000G)、
 メタナイト仮面を半分黒く塗ったくったような代物
 =しろくろマスク(27万8000G)、
 大きな狸の置物=たぬきのおきもの(8150G)、
 緑色の亀の甲羅=かめこうら(800G)、
 筆字で「越後屋」と書かれた紙箱=えちごやのおかし(8000G)、
 欠けた茶碗=かけたおちゃわん(50G)、
 人の生首に足が生えたような像=どせいさんのぞう(12万G)、
 不届き者が放り投げた不発弾=ふはつだん(30G)。
 総計83万810G相当。ジジイは結構資産家だった(笑)。

・緑色の亀の甲羅
 「洞窟大作戦」の財宝、「かめこうら」(値打ち800G)。
 さらに元ネタをたどると、ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」に出てくる亀、
 ノコノコの甲羅に行き着く。この甲羅は凶悪な殺戮兵器である。
 蹴飛ばすと前方に向かって高速で転がっていき、
 ぶつかったキャラクター(プレイヤーを含む)を次々と殺していく。
 移動速度は衰えることがなく、硬いブロックなどの障害物に当たると、
 黄色い火花を散らして反対側に転がりだす。敵キャラが甲羅の犠牲になると、
 それまでに甲羅が殺した敵の数に応じて得点が加算され、
 その値が甲羅の上に白字で表示される。
 1体目は100点で、2体目以降400、800、1000、
 2000、4000、8000と増えていき、
 8体殺すと橙色の文字で「1UP」の表示が出て、残機が1増える。
 また、7体の敵を殺した甲羅を踏みつけることでも1UPする。
 本作でカービィが無意識に発現させたのはこの現象(1UPにはいみがない)。
 なお、甲羅は踏みつけると止まる。

・倉庫の地下
 「神トラ」で、長老宅の隣の民家には地下室があり、
 ここにも20ルピー×4があった。4つの宝箱はブロックに囲まれていて、
 適切な順番でブロックを動かさなければ
 全ての宝箱を開けられないようになっている。
 星ブロックの積まれた場所の奥に4つの宝箱があるというのはその再現。
 また、本家では壁のヒビの先の隠し部屋にハートのかけらがあったが、
 本作ではこれを戦士の盾に置き換えている。
 作中のカービィは星ブロックを丁寧に一つ一つよけているが、
 これがもしゲームだったら、間違いなくスライディングでぶっ壊すだろう(笑)。

・ゴールドとルピー
 本作では「神トラ」における通貨ルピーの流通を、
 できるだけ忠実にカービィ世界で再現しようと努めている。
 また、カービィ世界の物価も、最大限本作に再現しようとしている
 (「洞窟大作戦」の財宝の値打ちなど)が、それには大きな問題がある。
 「洞窟大作戦」における「G」よりも、
 ゼルダシリーズの「ルピー」の方が圧倒的に相場が高いのだ。
 1ゴールド=1ルピーとしてしまうと、
 「神トラ」で司祭アグニムが7賢者の子孫の女性にかけた懸賞金
 (100ルピー)は、かけたおちゃわん2個分ということになってしまう(笑)。
 ここに、「洞窟大作戦」の財宝の値打ちと、
 「神トラ」における物価の同時再現は不可能だというジレンマがある。
 実際、所持金上限999ルピーのゼルダシリーズでは、
 20ルピーは結構な大金で、カカリコ村北西の古井戸と
 長老宅の隣の民家は本当に宝の山である。
 しかし、本作では10円玉が2枚ずつ宝箱に入っているという、
 ネタにしかならなかった。

・戦士の盾
 これも「洞窟大作戦」に出てくる財宝(値打ち5万G)。
 本作では「神トラ」におけるリンクの基本装備「小さな盾」の性質
 (飛び道具を跳ね返す)を与えている。

・白いターバンのキャピィ商人
 「神トラ」のカカリコ村には、白いターバンを巻いた商人が
 茶色いじゅうたんの上に座って空き瓶を売っている場所がある。
 商人は語尾に「ある」をつけて喋る。
 瓶は100ルピーで買える。このキャピィ商人はその再現。
 瓶が熱を通さないという設定は、
 本家の商人が空き瓶を「魔法のビン」と言って売り込んでいたことから発想。

・商人「丸々ピンクの旅人さん」
 アニメ「星のカービィ」第1期オープニングテーマ「カービィ・マーチ」より。
 本来の歌詞は「まんまるピンク」なのだが、
 作者は「丸々ピンク」だと思い込んでいた。

・商人「薬に蜂に魚に妖精」
 ゼルダシリーズでは、実際にこれらの物を瓶に入れて持ち運ぶことができる。

・「油過多油〜」
 「アブラカターブラー」と読む。作者の小学校時代の友人が
 「『アブラカダブラ』って呪文、油みたいだよな。油カダ油〜」
 と言っていたことから。脂質(アブラ)の取りすぎには気をつけましょう。

・商人「熱くないあるよ」
 映画「ロードオブザリング 旅の仲間」の序盤で、
 ガンダルフがフロドに熱した指輪を手渡すシーンを、
 ちょっとだけイメージしている。

・じゃじゃじゃじゃーん
 本家「神トラ」でも、商人からビンを買うと
 「思いっきりアタマの上にかかげるよろし」と言われ、
 リンクはその通りにする。その時に、シリーズおなじみの
 「じゃじゃじゃじゃーん」という効果音が鳴る。これはその再現。

4章

・「プププランド一の賢者」
 アニメ「星のカービィ」でウィスピーウッズは森の賢者という位置付けだった
 ことから。本作では彼に「神トラ」の長老サハスラーラの役をやらせている。

・グリーングリーンズの森
 「神トラ」の迷いの森をカービィの世界で再現した森。

・グリーングリーンズの歌
 グリーングリーンズの楽曲の二次創作歌詞を翻案したもの。
 とは言っても、各番最初の文言以外は全て元と違う歌詞になった。
 「銀河にねがいを」を意識したフレーズを各所に入れている。
 何かカービィ×ヘルパーの友情ソングみたくなってしまった。

・グリゾーに乗ったポピージュニア
 当初この場面はカービィが1人で森の奥に進んでいき、
 盗賊達と出会って戦うという筋にする予定だった。
 しかし、それでは会話がなくて寂しいのと、
 「神トラ」のオカリナの少年のエピソードをどこかで再現したかったので、
 ここでポピーに登場してもらった。
 グリゾーに乗っているという設定は思いつきだったのだが、
 後からカービィwikiを見たところ
 「初代『星のカービィ』ではポピーブロスJrがグリゾーに乗っていた」
 という記述を発見し驚愕。
 図らずしも初代の光景を再現する形となってしまった。

・「森に咲く白い花」
 「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」(以下USDX)の
 グリーングリーンズには、白い花が背景に描かれていることから。

・「ハイリアの歌」
 「神トラ」のオカリナのメロディに歌詞をつけたもの。
 ポピーが語るこの歌の起源「銀河の果てのどこか別の星」とは、
 ゼルダシルーズの舞台、ハイラルのこと。
 なおハイリアとはハイラルの先住民族の名で、ハイラルの語源でもある
 (「神トラ」説明書より)。
 「神トラ」では、森の中で三角帽子の少年が、
 この曲をオカリナで吹いている場所がある。
 彼の立つ切り株の周囲は森の動物達が囲んでいた。
 ポピーが森の切り株に座り、森の動物達に囲まれてこの曲を奏でるのは
 その再現。

・タックの盗賊団
 「神トラ」の迷いの森には盗賊がいて、
 リンクがぶつかるとルピーや矢、爆弾などをばら撒いてしまい、奪われる。
 ここでタックが登場するのはその再現。

・盗賊2人が最初に放ってくる攻撃
 ゲーム「ロマンシングサガ3」の合体技「時間差攻撃」をイメージしている。
 原理はバレーボールにおけるそれと同じ。
 1人が攻撃すると見せかけて敵前でジャンプし、
 敵がそれに気を取られているうちに、もう1人が不意打ちをかける。

・ポピーを略取する盗賊
 「SDX」の敵キャラ・タックはヘルパー(カービィの仲間・2Pキャラ)
 を大きな手でつかんで連れ去る。
 場外に逃げられるとヘルパーは消滅してしまう。これはその再現。

・「盗賊達の匂いをたどって……」
 熊の嗅覚は犬を遥かに凌ぐと言われる。

・地下にある盗賊の隠れ家
 「神トラ」で迷いの森の盗賊は、
 草むらに覆われた穴の中を隠れ家にしていたことから。

・細波の笛
 「洞窟大作戦」の財宝(値打ち8万2000G)。
 本作では「神トラ」におけるオカリナの役割を与えている。

・「ピンク玉」
 公式愛称(?)。「スマブラX」で、
 実際にカービィがこう呼ばれている部分がある。

・「しえぇぇぇっ」
 初代「スマブラ」で、リンクが回転斬りを放つ時のかけ声。
 カービィシリーズ最新作「星のカービィ トリプルデラックス」では、
 ソードカービィが回転斬りを会得したという情報を仕入れたので、
 ここで使わせた。

・タック「揃いも揃って甲斐性無しが」
 「カービィ64」でボスブッチに失敗した時の結末を意識した表現。
 ボスブッチに失敗すると、カービィが仲間3人
 (ワドルディ、アドレーヌ、デデデ)に冷たい視線を注がれ
 「カイショウナシ」と言われる。

・カービィからコピー能力を盗むタック
 「SDX」のタックは、カービィからコピー能力を星の形で奪って逃げる。
 また、ヘルパーとしてのタックは敵キャラから能力を盗み、
 その能力に応じたキャラクターの姿に変身することができるという技
 「盗みの手」があった。これはその再現。
 なお、手で顔に触れて姿を変えるというのは
 「ONE PIECE」のMr.2ボンクレーをイメージした表現。

・マッハトルネイド
 「メタナイトの逆襲」におけるメタナイトの技の1つ。
 剣を構えて高速で回転し、竜巻となって敵に襲いかかるという技。
 「スマブラX」でもこの技が再現されている。

・「素手でメタナイトを倒すのは無理だ」
 ここでは単に強すぎて歯が立たないという意味だが、
 ゲームでのメタナイトの性質を暗に表す言葉でもある。
 「メタナイトの逆襲」のメタナイトは吸い込める物体を一切出さない。
 そのためすっぴん状態でメタナイトの差し出す剣を無視すると、
 攻撃できなくなりもれなく詰む。

・吸い込みは隙が大きい
 「スマブラ」でカービィの吸い込みを使ってみて欲しい。
 使いどころの難しさがわかるはず。

5章

・ウィスピーウッズの攻撃
 ゲーム「聖剣伝説4」のボスキャラ「タナトストレント」の技を拝借している。
 「星のカービィ64」(以下、カービィ64)のウィスピーウッズと
 性質が似ている(根で攻撃してくる)ことから。
 「殺してくれるゥ!」「串刺しだァ!」「消し飛べェ!」というセリフも、
 タナトストレントのもの。

・〈黒核寄生虫 マリエル〉
 「時オカ」では、リンクは最初にコキリの森の守護者、
 デクの樹の体内に入り、「甲殻寄生獣 ゴーマ」というクモの姿のボスと戦う。
 このマリエルはその再現。マリエルが毒霧を吐くというのは、
 「カービィ3」でカービィがマリエルを飲み込むとダメージを受けることから
 発想。「時オカ」のゴーマも、脚は剣を受け付けず、
 デクの実(投げつけると閃光を放つ)で目くらましをしてから
 顔面を狙う必要があった。
 また、ゴーマもダメージを受けると天井に退避し、
 卵を落として子供をけしかけてくる。

・「青白い光に包まれて消えていった」
 「時オカ」の魔物は撃破すると青白い炎を上げて消滅する。

・ウィスピーウッズのくどくど話
 「神トラ」の説明書に書かれた長いプロローグに、
 「時オカ」のデクの樹の話、「神トラ」の長老サハスラーラの話を混ぜたもの。
 混ぜるな(話の長さ的な意味で)危険。

・森の聖域
 「時オカ」で迷いの森の奥にある「森の聖域」から。
 「時オカ」ではここに森の神殿という聖所がある。
 子供リンクが親友のサリアから「サリアの歌」を教わる印象深い場所。
 大人リンクの時代では森の神殿に棲みついた魔物にサリア
 (実は6人の賢者の1人)が囚われていた。
 なお、迷いの森の奥にマスターソードが置かれているというのは
 「神トラ」の設定で、「時オカ」ではハイラル城城下町の郊外に立つ
 「時の神殿」にマスターソードがある。
 ゼルダシリーズ全作品の物語を1つの世界の出来事と捉える説では、
 「時オカ」の時代における時の神殿が
 「トワイライトプリンセス」の時代以前に崩壊し、
 その周辺が迷いの森となって「神トラ」の時代に至るとされる。
 「神トラ」のEDで、「マスターソードは永遠の眠りについた」
 という言葉が出るので、これが根拠か。
 この説によると「神トラ」の物語が、リンクとガノン
 (恐らくは互いに転生を繰り返している)の最終決戦ということになる。
 しかし、最近「神トラ」に続編(「神々のトライフォース2」)が出た上、
 「神トラ」における戦いでガノンが完全には滅ぼされていなかったことが
 同作品で明らかになった。しかも、「神トラ2」のリンクも
 マスターソードを手にしていることから、
 「神トラ」EDにおける「マスターソードは永遠の眠りについた」という
 事実は歴史から抹消された可能性が高い。
 トライフォースを巡る物語は、一体いつまで続くのだろうか……。

・「いつも霧で覆われている」
 「神トラ」でマスターソードが置かれている迷いの森は、
 常に霧に包まれていることから。リンクがマスターソードを引き抜くと、
 この霧は晴れる。

・カービィ「もちろん!」
 「神トラ」で東の神殿にいる長老サハスラーラに話しかけると、
 マスターソードの入手に必要な3つの紋章について説明される。
 その後リンクは長老に「(3つの試練に)いどんでみるか?」聞かれ、
 ここで選択肢が出るが、選択肢1「うん」選択肢2「もちろん」で実質1択。
 「カービィ64」のゼロ2戦における有名な2択
 (1「つづける」2「がんばる」)と同じ仕様である(笑)。
 このセリフはその再現。

・マシュマロ城
 「白き翼ダイナブレイド」の第2ステージ名。

・時系列上における本作の位置
 本作はパロディ作品であり、
 カービィ世界の正史とは全く関係ない物語であるが、
 気になる方もいると思われるので一応言及しておく。
 基本的には、本作の世界は正史と異なる歴史を辿ったプププランド
 (つまり、パラレルワールドの1つ)と認識してもらいたい。
 ひとまず、過去の事実として確定している出来事と、
 本作では無かったことになっている出来事を以下に列挙した。

〈過去の事実として確定している出来事〉
 以下、公式設定
・デデデ大王によるプププランド国内の食料強奪
 →「星のカービィ」「はるかぜとともに」
・デデデ大王による星の私物化→「カービィボウル」
・ナイトメアウィザードの陰謀→「星のカービィ 夢の泉の物語」
・ダークマターによる虹の島々への侵略→「星のカービィ2」
・カービィによるマジルテ洞窟の探索→「洞窟大作戦」
・デデデ大王主催の武闘会→「格闘王への道」
・グルメットにおけるカービィとデデデの早食い競走
 →「激突! グルメレース!」
・太陽と月の大喧嘩騒動→「銀河にねがいを」
 (下の2つは作中でまだ言及していないが、マルクは既に倒されている)
 以下、「神トラ」に基づくオリジナル設定
・数百年前にプププランドで妖精族による魔法文明が繁栄。戦士の盾、
 細波の笛、魔法瓶などはこの時代に作られる。
・悪魔ゼロが聖地のトライフォースを手にし、
 魔物の軍勢を率いてプププランドに侵略する(封印戦争)。
 リボンを始めとする7妖精が魔法によりゼロの封印に成功するが、
 甚大な被害を出す。この時の戦いで妖精族の大半が死滅、
 高度な魔法文明が失われる。
・封印戦争の時、妖精族がゼロに対抗するための武器として
 マスターソードを作る。
 しかし、この時はマスターソードを扱える勇者が現れなかったため
 役に立たなかった。ゼロを倒すことはできず、彼が封印された後、
 剣はグリーングリーンズの森に安置される。

〈本作では無かったことになっている出来事〉
 ・ダイナブレイドのヒナ誕生→「白き翼ダイナブレイド」
 ・メタナイトによるプププランド征服計画→「メタナイトの逆襲」
 ・暗黒物質によるリップルスターへの侵略→「星のカービィ64」
  (妖精の星は過去のポップスターということになっているので、
   リップルスター自体が存在しない)

 本作ではゼロを悪役にしており、「鏡の大迷宮」以降の出来事は示していない
 (作者がソフトを持っていないためです。すいません)。そのため、
 作者としては本作を、正史における「星のカービィ3」の時代の出来事として
 位置づけようと思う。
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