黒ピさんの小説

【星の戦士、告白される。】前編


「・・・・・・え、ええと、チュチュ?」

告白をされた星の戦士は固まったままで、目の前の『チュチュ』と呼んだ女の子を見る。

「・・・・・・」

チュチュは何も答えず、星の戦士、カービィの目の前で頬を赤くしていた。

「・・・・・・あの、好きって、もしかして・・・・・・、
恋愛としての好きってことなのかな?」

「・・・・・・うん。」

カービィが訊くと、チュチュは、頬を赤く染めたまま、やっと小さく答えた。

「え、ええっ!!け、けど、なんで僕なの!?」

しかし、それに答える声は無い。
その代わり帰ってきた言葉は、

「・・・・・・別に返事はいつでもいいの。
今日はわたしのキモチを伝えたかっただけだから」

そう言うと、チュチュはさっさとどこかへ行ってしまった。

「あ、チュチュ!」



数十分後、カービィは家に帰りついた。

「・・・・・・一体どうしちゃったんだろ、チュチュ?」

彼なりに色々考えたが、何も原因は解らず、結局深夜まで眠れなかった。



翌日、ハムスターのリックがやってきた。

「よお、カービィ。・・・・・・ってどうしたんだよ、そのクマはっ!?」

「う、うん・・・・・・、ちょっとね・・・・・・」

カービィの目尻にはクマが出来てしまっていた。

「お前、何があったんだよ?良かったら聞いてやるよ。」

そう言われてカービィはリックに昨日あったことを全て話した。

「なるほど・・・・・・、チュチュがねぇ・・・・・・」

「うん、僕もよく解らないんだよ・・・・・・」

「とりあえず、チュチュ本人からもう一回聞いてこいよ。もしかしたら聞き違いってこともあるだろうし」

「どーゆー意味だよ、それは」

憤慨しながらもカービィはチュチュのもとへ向かうのだった。

続く
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