1カービィさんの小説

【アニメ版 第二期 星のカービィ】第2話 BDM社の秘密 


カービィ「ぽよ………」

今、カービィはバグジーと睨み合いをしていた。バトルが起きてもおかしくない状況である。そして………

バグジー「……バグッ!」

バグジーの持っていた武器が降り下ろされた。

カービィ「ぽ!」

カービィは間一髪でそれを避ける。しかしバグジーは攻撃を緩めず、連続で攻撃を仕掛けてきた。

フーム「大丈夫かしら……」

ブン「一度戦った相手だから大丈夫だって!」

フーム「だといいけど……」

フーム達は戦いの様子を見守っていた。そして、バグジーの動きが突然止まった。

フーム「!何か仕掛けてくる気だわ!」

フームの読みは当たった。バグジーは大きく後ろへ下がり、そして、カービィに向かって突進してきた。

バグジー「バグッ!」

そしてそのまま剣を降り下ろしてきた。

カービィ「ぽよ!」

しかしカービィはそれを難なくかわす。それと同時に剣が地面に突き刺さって抜けなくなった。

フーム「カービィ、今よ!」

カービィ「ぽゆ〜い!」

フームはチャンスだと思いカービィに指示を出した。カービィはそれに応答し、吸い込みを始めた。

バグジー「バグググググッ!」

バグジーは剣を放さないようにしたが体力の限界なのか、スルッと手から剣を手放してしまった。そしてそのままカービィの口に入った。カービィはそれを飲み込み、ソードカービィに変身した。

ブン「やったぁ!ソードカービィだ!」

バグジーはそれを見て棍棒を投げ捨て、両手に大きな剣をどこからともなく召喚した。

デデデ「あの時とまったく同じ展開ゾイ!」

エスカル「も、もしかしたらこのままあの時みたいにやっつけられちゃうかも……」

エスカルゴンの言葉にデデデ大王はハンマーで頭を殴った。

エスカル「いって〜〜!!」

デデデ「馬鹿なことを言うでないゾイ!ソードはパワーアップをしていると言っておったゾイ!」

エスカル「そーだといーけどー。」

エスカルゴンが投げやりな言葉を話している間に、バグジーとカービィは剣を交えて戦っていた。今、この戦いはカービィのほうが押していた。

バグジー「バ、バグッ!」

バグジーはカービィの攻撃に防御するばかりで反撃できない状態である。そして、バグジーの持っていた二つの剣が弾き飛ばされた。

バグジー「バグ〜〜〜〜!!」

フーム「カービィ、今よ!」

カービィ「ぽよ!“ソードビーム”!」

そしてカービィはフームに従い、ソードの必殺技、ソードビームを放った。

デデデ「い、いかん!バグジー、早く避けるゾイ!」

しかし、デデデ大王の命令に答えず、その場でジッとした。そして、バグジーにソードビームが直撃した!…が、バグジーはやられていなかった。

デデデ「なっ!?」

なんと、バグジーは口にあるハサミでソードビームを掴んでいたのだ。

ブン「姉ちゃん!あの能力って……」

フーム「前に戦った時はあんな能力はなかった筈よ!」

エスカル「へ、陛下!こ、これはもしや……」

デデデ「ソードが言ってたパワーアップのことゾイ!まだ勝てる見込みはあるゾイ!でゅわはっはっは!」

バグジー「バ〜グ〜、ジッ!」

そしてバグジーは掴んでいたソードビームを投げ飛ばし、近くの崖に当てた。当たった場所は爆発音と共に土煙が舞った。

バグジー「バグ〜〜〜……」

カービィ「……ぽよ!」

カービィは今の光景を見ても怯まず、バグジーに向かって切りつけようとした。

フーム「あ、カービィ!」

フームは嫌な予感がし、カービィを止めようとしたが、遅かった。

カービィ「はっ!」

カービィは走った後、飛び上がってバグジーに切りかかろうとした。しかし、バグジーのハサミに掴まれてしまった。

カービィ「ぷえっ!?」

そして、

バグジー「バ〜グ、ジッ!」

バグジーはそのまま見事にバックドロップを咬まし、カービィは地面に埋まってしまった。

カービィ「ぽ……よ……」

フーム「カービィ!!」

デデデ「でゅわ〜はっは!こりゃいいゾイ!そのままやっつけてしまうゾイ!」

エスカル「今回は期待できそうでゲスな。」

カービィはやっとのことで地面から抜け出せたが、ソードのコピー能力を失ってしまった。

バグジー「バグ〜〜〜……」

バグジーはまるで、笑うような声を発した。

カービィ「ぽ…よ……!」

そしてカービィは体制を建て直し、身構えたのだった。