暗黒物質さんの小説

【毛糸の国の大騒動】第13話「緑の翼竜」


キラーン

ストロン達もお星さまになった。


カービィ「ふぅ……」

フラッフ「……」

未知の人格に驚きを隠せないフラッフ。

カービィ「食べ物は全部僕んだ! もし次会ったら(ピーー)!」
グーイ「あんた見た目プリティなのになんてこと言うの」
ワドルディ「良い子のみんなは真似しないでねッス」
グーイ「悪い子もね」


ビュォォォォォォォ……


グーイ「お? なんか急に風吹いて来たね」


4人が話していると急に風が吹いてきた。
周りの葉っぱもザワザワと音を立てている。


ビュォォォォォォォォ……



ワドルディ「カ、カービィさん、なんか来てるッス!」

ワドルディが大きな声で叫びながら空を指差す。

カービィ「あん?」


バサッ バサッ バサッ バサッ バサッ


ズーーーンッ!!


その「なんか」は大きな翼を広げ、羽ばたいて雲の上に着地した。





フラッフ「ド、ドドワン!!」


ドドワン「ギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


その「ドドワン」という大きな翼竜は、4人に向かってその多くな口で噛みつくように咆哮した。
大きな口、鋭い牙、黄色い目、長い髭、規格外の大きな翼、光沢のある全身の緑色の鱗。
その姿はまさにドラゴンそのものである。


フラッフ「ドドワン! 久しぶりに見た……」

ドドワン「グルルル…… 小僧、久しぶりだな……」


どうやらフラッフは以前遭遇したことがあるらしい。


フラッフ「なんでまた来たんだ!」

ドドワン「別にお前のクラウン目当てではない……」

フラッフ「じゃあなんだ!」

ドドワン「グルル……そこの3匹がうるさくて眠れんのだ! 私の眠りを妨げるな!」


そこの3匹とはもちろんカービィとグーイとワドルディである。
ドドワンの眠りを妨げてしまったらしい。

ドドワン「小僧、お前ら4匹二度と騒げないように、ここで焼き払ってくれるわ!!」

フラッフ「やめろ! ねえみんな、こいつやっつけよう!!」

フラッフがそう言って横に並んでいる3人を見たが、

フラッフ「わあああ!! 気絶してるーーー!!」

3人は立ちながらきれいに気絶していた。
最初の咆哮が耐えられなかったようだ。


フラッフ「ちょっと! ねえみんな起きて!」

フラッフは必死に3人を揺するが一向に起きる気配はない。


ドドワン「小僧、お別れだ」

今まさにドドワンは炎のブレスを吐こうとしている。


フラッフ「……カービィー!! 食べ物だーーー!!」

フラッフがカービィの耳元で叫んだ。


カービィ「うそお!! どこどこどこどこどこどこどこどこ!?!?」

もう完全にカービィの性格を理解しているフラッフ。
カービィは飛び起きた。


カービィ「きゃあああああああああ!! 神龍だあああああ!!!」

カービィは目の前にいるドドワンを見て絶叫した。


フラッフ「違うって! ドラゴンボールじゃないよ!」
カービィ「ギャルのパンティおくれーーーー!!」
フラッフ「だからドランゴンボールじゃないって!」
カービィ「フラッフ! どこが食べ物だよ! 僕オレンジ色の玉7個集めた覚えないよ!」
フラッフ「食べ物だよ! 世界初の生きてる食べ物だよ!」


カービィの目の色が変わる。

カービィ「マジでーーーー!?!?」

カービィはドドワンにかぶりついた。

ドドワン「なっなんだこいつは! 離せ!」
カービィ「食べ物ーー!」


グーイ「うーん……」
ワドルディ「何事ッスか……?」
フラッフ「2人とも!」

グーイとワドルディも目が覚めた。

グーイ「うわああ!」
ワドルディ「ッス!!」

2人も驚いたがさすがにカービィ程ではない。

ワドルディ「なんスかあれ!? ピンク色の方かぶりついてるッスけど!」
フラッフ「あれはドドワン! お願い! あいつを倒そう! お父さんの仇なんだ!」
グーイ「おっお父さんの仇?」


ドドワン「ええい! うっとうしい!」
カービィ「あうっ!」

カービィは振り払われ、雲の上に落とされた。

ドドワン「4匹まとめて黒焦げにしてくれる!」


ボワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!


ドドワンは大きな炎のブレスを吐いた。
直接触れていなくても空気が熱せられて遠くでも熱く感じる。


カービィ「うわああ!」

4人は間一髪避けた。

ワドルディ「熱! おケツが熱いッス!」

ワドルディ以外。


しかし間一髪避けたのだが、雲が炎で熱せられてしまい、雲が消えてしまった。

フラッフ「しまった!!」
グーイ「あれま!!」


4人は落下して行った。


4人「うわああああああああああああああああ…………」


ドドワンは大きな翼を羽ばたかせ、落下を回避した。
落下して行くフラッフに向かってドドワンは言う。

ドドワン「おい小僧! お前のクラウンなどに興味はない! だがもしお前の親父のクラウンを取り返す気なら、『赤の宝玉』と『青の宝玉』を持ってくるがいい。それで交換といこう。どうせお前では私に勝てないのだからな」









第14話に続く!!
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