暗黒物質さんの小説

【毛糸の国の大騒動】第8話「心も綺麗に お花畑」


―グラスランド―

カービィ「あー疲れた ちょっと休憩」

カービィはその場に寝転がる。

ワドルディ「いい加減腕が限界ッス! カービィさんなんとかしてくださいッス!」
カービィ「もーうるさいなぁ ワープスター呼んであげるからちょっと待って」

カービィが携帯電話を取り出し、
通話を終えたその時。

ガサガサ ガサガサッ

フラッフ「? 何だろう」

近くの2つの茂みが突然動きだし、左右に分かれた。

グーイ「あっ」

分かれた所から扉が出現した。

カービィ「…ステージクリア、で次のステージ登場?」
フラッフ「あの魔法使いこんな仕掛けを…」
グーイ「1つ1つクリアして行くしかないみたいだね」
カービィ「またこういうパターンか…」

カービィにとってはもう慣れっこだろうがさすがに面倒らしい。

キラリッ

カービィ「あっワープスター」

ヒュウウウウウウ

ドーーーーーーン!!

ワープスターが思い切り地面に激突。

グーイ「…その到着の仕方何とかならないの?」
カービィ「元気がいいのは良いこと」
カービィ「ほら ワープスター貸してあげるから部屋に置いてきて」
ワドルディ「1人でッスか?」
フラッフ「ルーム・ウールも手伝ってくれると思うから」
ワドルディ「じゃじゃあ行って来るッス」
カービィ「僕ら先進んでるからねーー!」

シューーーーン

キラキラリン

グーイ「って言うかあれ家具落ちないの?」
カービィ「大丈夫! …多分」
フラッフ「よし じゃあ進もう」


―おはなばたけ―

ヒュゥゥゥゥゥ

スタッ

カービィ「おおっ! 綺麗!!」

辺り一面はお花畑になっている。

グーイ「綺麗〜」
フラッフ「すごい…」
カービィ「いやぁ心が洗われますなあ…」
グーイ「口調が老けてるよ」



―キルトの町―

キラキラリン

シューーーーーン

ワドルディ「家具が落ちそうで腕ちぎれるかと思ったッス…」
ルーム・ウール「これはワドルディ様。お帰りなさいませ」
ワドルディ「どうもッス えーと色々家具拾ったんで部屋に置きたいんスけど…?」
ルーム・ウール「模様替えですね。かしこまりました」

そう言うとワドルディが絶叫しながら持った家具を片手でひょいと抱え上げた。

ワドルディ「ッス!!!」
ルーム・ウール「どうぞとちらへ」

表情を何も変えずに、眉毛1つ動かさないで部屋へ歩を進めた。

ー101号室ー

ルーム・ウール「どこに置きましょう?」
ワドルディ「ッス。そこら辺に適当に置いてて大丈夫ッス その内模様替えしまスから」
ルーム・ウール「かしこまりました」

ルーム・ウールは壁の方に家具を置く。

ワドルディは部屋を出てワープスターに乗る。

ワドルディ「(はぁ また荷物持ちスかなあ カービィさんの口の中にでも入れればいいのに…)」
ルーム・ウール「お気をつけて!」

シューーーーーン

ワドルディ「こうしている間にもまた新しい家具を…」

キラキラリン



ーおはなばたけー

カービィ「また新しい家具ゲット!」
フラッフ「[ひまわりのとけい]だね」

[ひまわりのとけいをゲット]

グーイ「ワドルディ遅いね」
カービィ「あの茶色… まあそろっと来るでしょ」

すると遠くから見覚えのある茶色が…。

フラッフ「あっ あれじゃない?」

ヨロヨロ ボテッ

茶色が倒れた。

茶色「つっ疲れすぎたッス…」
グーイ「大丈夫?」
カービィ「茶色。あんたスタミナがないのよスタミナ。スタミナつけたきゃ砂肝食べなさい。んで砂肝食べたら鉄分のサプリメントを…」
グーイ「情報が老けてるよ」
茶色「茶色じゃないッス… スタミナとかの問題じゃないッス…」
ワドルディ「あんな高い崖登れないッス…」

道中には中々高い崖があった。
カービィとフラッフは毛糸、グーイは舌を使い、
近くにあったボタンに引っかけ、振り子の要領で勢いをつけて登った。
だがワドルディはそんなことできない。

カービィ「あー あったっけ?」
ワドルディ「僕は毛糸使えないスから地道に登って…」

ワドルディは立ち上がった。

カービィ「で早速だけどこの家具よろしく☆」
ワドルディ「…」
ワドルディ「カービィさんの口の中入れといてくださいよ」
カービィ「へ?」

ワドルディは時計を持ってカービィに飛びかかった。

カービィ「やだよそんなの!」
ワドルディ「運ぶの重いッス!!」

ジタバタ ジタバタ

その様子を座って観ている2人。

フラッフ「どっち勝つと思う?」
グーイ「…『あ おいしい!』に100ビーズ」

ワドルディ「以外とおいしいかもしれないッスよ!?」
カービィ「ならワドルディ食べていいよ!!」

そして決着がついた。
一瞬の隙を突いてワドルディの手がカービィの口を捕らえた。

カービィ「フゴッ!」

ゴクン

ワドルディ「ふう… どうッスか?」
カービィ「……おいしい…」
フラッフ「ええっ!!?」
グーイ「ね」
カービィ「あー心配しないで 後でまた出せるから」
カービィ「それよりも以外とおいしい! 早く次探そう!」

カービィは行ってしまった。
3人も後を追った。


カービィ「おっ」

池だ。4人は歩みを止める。

ワドルディ「水嫌いッスー!」
カービィ「しょうがないなあ 僕の水中メガネ貸してあげるから」

そう言った次の瞬間、カービィの手には水中メガネが握られていた。

フラッフ「どこから出したの!?」
カービィ「いつも持ち歩いてる冒険7つ道具」
グーイ「7つもないでしょ」
カービィ「はい これなら水鉄砲で攻撃も出来るから」
ワドルディ「ありがとうッス〜」
フラッフ「じゃ入るよ」


ー水中ー

ワドルディ「凄いッスー 快適ッスー」

ワドルディは気に入ったようだ。

カービィ「僕も普段から潜水艦がいいな」
グーイ「確かにこっちの方が楽かも」
フラッフ「あ あれ宝箱じゃない?」

フラッフは空中の足場を見て言う。

カービィ「僕取って来るーー!」

カービィは水面へジャンプし、素早く空中のボタンに毛糸を伸ばした。

パシッ ブーーン ブーーン スタッ

カービィ「振り子ぐらい簡単に…」

恐らくワドルディに向けて言いながら宝箱を開けた。

カービィ「いただきまーす!」

ワドルディ「あ 戻って来たッス」
フラッフ「どんな家具だった?」
カービィ「んー しょっぱい」
グーイ「違うって」

4人は岸に着いた。
そして目にしたものは、

ワドルディ「でたッス! この崖ッス」

あの高い崖だった。

カービィ「だからこうやって振り子にしてね」

カービィはボタンに掴まる。

ワドルディ「スカだからできないんッス!」
グーイ「カービィが連れてってよ」
カービィ「うぇ?」
ワドルディ「それがいいッス」

ワドルディはカービィの足に掴まる。

カービィ「ちょっ 重いって!」
ワドルディ「お願いしまッスよ〜」
カービィ「… じゃ1、2の、3で飛ぶよ」
ワドルディ「分かったッス」

家具がおいしいことが分かったキッカケだからだろうか、
いつもよりカービィがワドルディに対して優しい。

カービィ「せーの 1、2の、さーーーん!!」

飛んだ。

カービィ「! 危なっ…!」

2人は見事に空中でバランスを崩し、地面に頭から滑り込んだ。

ワドルディ「ッス!」

ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ

グーイ「あらら」
フラッフ「大丈夫?」

2人も登ってきた。

カービィ「痛あああああ!!!!」
ワドルディ「ッスーッスーッスー!!!!」

2人の額は真っ赤だ。

カービィ「だから無理だっていったのにーー!!」
グーイ「言ってないよ」
フラッフ「あ カービィ! メタモルワッペン!」
カービィ「これじゃ若ハゲに……… ん?」
グーイ「若ハゲどころかスキンヘッドでしょ」

メタモルワッペンがあった。

カービィ「よし剥がすよ それっ」

剥がした瞬間、カービィ、フラッフ、グーイはUFOに変身した。

UFOカービィ「これは…UFO?」
UFOグーイ「僕まで変身できた」
UFOカービィ「どうやって攻撃するの?」
UFOフラッフ「キャプチャビームっていうビームで敵かブロックを3つ吸い込むとカミナリで攻撃できるよ」
UFOカービィ「なるほどキャプチャビーム… それっ」

UFOカービィはワドルディに向かってキャプチャビームを出した。

ワドルディ「!! もう吸い込まれるのは嫌ッスー!」
UFOカービィ「冗談ー☆ じゃあグーイ、ワドルディ乗っけてあげて」
UFOグーイ「ええっ 僕が?」
UFOカービィ「さっきグーイのせいでこうなったんだからね」

UFOカービィは額を見せながら言う。

UFOグーイ「まあいいよ 置いていく訳にも行かないし」
ワドルディ「ありがとッスー」

4人はしばらくビーズを集めながら進んだ。
順調に進んでいたが巨大な蜂の巣が道を塞いでいる。

UFOカービィ「なにこれ? 邪魔」
UFOフラッフ「その蜂を吸い込んでカミナリで攻撃すれば壊れるんじゃないかな」
UFOカービィ「OK! 蜂さんごめんね!」

カービィは蜂を吸い込んだ。

UFOカービィ「わあ 体が光った!」
UFOフラッフ「充電完了!」
UFOカービィ「よーし 放電!!」

バリバリバリバリ

チュイーーーン

ズバァァァァァァン!!!

UFOカービィ「スティーブン・スピルバーグ監督もビックリの大迫力!!」
UFOグーイ「壊れたかな?」

煙が晴れていく。
しかし目に見えたのは無傷の蜂の巣だった。

UFOカービィ「あれっ? なんで?」

すると突然、今まで黄色だった蜂達が真っ赤になり凄い速さで襲ってきた。

UFOカービィ「わっわっわっ どうなってんのお!」
UFOグーイ「怒らせちゃったのかなあ!?」
ワドルディ「怖いッス!!」
UFOフラッフ「あっぶっなっい!!」

4人(?)は必死に避けている。

UFOカービィ「こっ…この蜂どうにか吸い込んで、みんなで一斉にカミナリ当てられないかな?」
UFOグーイ「名案! 頑張ってみる」
ワドルディ「怖いッス!!」
UFOフラッフ「狙ってみる!」

そして更に必死に避けつつ、どうにか全員チャージできた。

UFOカービィ「準備良い!? 3,2,1,で攻撃だよ!!」
UFOグーイ「OK!」
ワドルディ「怖いッス!!」
UFOフラッフ「良いよ!」
UFOカービィ「3…2…1… 」

チュイーーーーン
チュイーーーーン
チュイーーーーン

UFOカービィ「攻撃!!」

バリバリッ

ズバァァァァァァァァァァンン!!!!!!

UFOカービィ「倒したかな…」

煙が晴れる。
そこに蜂の巣は無かった。

UFOフラッフ「やったあ!」
ワドルディ「やっつけたッス!」
UFOカービィ「原辰徳監督もビックリの大迫力!!!」
UFOグーイ「それ巨人の監督」

メタモルワッペンの効果が切れた。

パッ


カービィ「あー面白かった UFOいいね。顎痛くなんないし」
ワドルディ「あ ゴールベルッス」

お馴染みのゴールが。

カービィ「たあっ」

針は500ビーズを指している。

カービィ「大量! 500ビーズゲット!」
グーイ「ゴーール!!」



第9話に続く!!
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