暗黒物質さんの小説

【毛糸の国の大騒動】第7話「ふんすいのにわ」


フラッフ「確かここは「ふんすいのにわ」だ!」
グーイ・ワドルディ「ふんすいのにわ?」

二人はフラッフの元に行き、聞いた。

カービィ「ハァ…ハァ…」

カービィも池から上がり、三人の元へ。

カービィ「あービックリした」
フラッフ「みんな、ここはふんすいのにわだよ!」

そう言われても当然三人はピンとこない。

ワドルディ「知ってるんスか?」
フラッフ「昔よく遊びに来てた。でもあんな扉をくぐって来た覚えは…」
グーイ「あの魔法使いが何かしたんだね」
フラッフ「みんな先に進もう」
カービィ「先?」
フラッフ「うん」
ワドルディ「先ってどこッスか?」
フラッフ「僕のお城の庭で色々練習したでしょ?」
カービィ「ああ、あのワドルディが途中で逃げたところね」
フラッフ「あの泥棒対策の仕掛けはこのふんすいのにわから真似たものなんだ」
グーイ「へー」
フラッフ「だからあのときと同じようにして先に進めば何かまた新しい手掛かりが掴めるんじゃないかな?」
グーイ「そうだね、進まないよりは進んでみようよ。何か分かるかも」
カービィ「よし、じゃあ行こうか」
ワドルディ「珍しくやる気ッスね」

三人は歩きだした。

カービィ「あっ ビーズビーズ」

カービィは落ちているビーズを拾いながら歩く。

ワドルディ「げっ!」
グーイ「わぁ」

二人は驚いた。
目の前には池が広がっていた。

ワドルディ「こんなの渡れるんスか」

池には橋が架かるようにして向こう岸まで一本の毛糸が架かっていた。

カービィ「はい、せーれーつ!」

ワドルディを先頭にして、カービィ、グーイ、フラッフの順で並んだ。

ワドルディ「なんで僕先頭なんスか! 押さないでくださいよ!絶対!」
カービィ「分かってる、押さないから」

四人は渡る。
そしてのこり3分の1程度となったころ。

カービィ「も〜 歩くの遅くない?」
ワドルディ「しょうがないッス、これでも早い方ッス、落ちてないだけ奇跡ッス」
カービィ「…」

ドンッ

ワドルディ「! ちょっ わわわわわわわわ!!!!」

誰かが背中を押したせいでワドルディはバランスを崩し、今にも落ちそう。
だが

ワドルディ「おっちっる!」

ピョン ピョン スタッ

ワドルディは落ちずに、バランスを崩した反動を利用して向こう岸に見事に着地した。

ワドルディ「おおっ 助かったッスーー!」
カービィ「(ちぇっ…)」

三人も岸に着いた。

カービィ「ん? なにこのワッペン」

カービィは岸にあった木に付いてあるワッペンを剥がした。
するとワッペンが貼ってあったところに大きな穴が空いていた。

カービィ「わぉ ねーここ入れそうじゃない?」
フラッフ「ホントだ」
カービィ「僕先行くよー」

カービィは入っていった。

フラッフ「僕も」
グーイ「僕も」
ワドルディ「置いてかないでッス」

ー木の中ー

フラッフ「意外と広いね」

木の中は広く、高さもなかなかある。

グーイ「上の方、なんか光ってるけどあそこから外出れない?」
カービィ「あー確かに光ってるね」

四人は上を見上げる。

ワドルディ「どうにかしてあそこ行けないッスかね」

四人は辺りを見回す。

四人「! これは?」

四人の言葉が見事に重なる。
そこにあったのは足場。
しかも上の出口に向かって壁に沿うようにして幾つもの足場が続いている。
カービィ「レッツゴー!」

四人はジャンプで足場を乗り継ぎながら登り始めた。

グーイ「っていうか長い 結構登ったけどまだ半分だよ」
ワドルディ「それに高いッス」

ワドルディは何か気配を察知し、後ろを向いた。

カービィ「あ」

そこには明らかに押そうとしているカービィがいた。

ワドルディ「カービィさん!! こんなとこから落ちたらシャレになんないッス!!!」

そして登りきった。

ワドルディ「やっとついたッス…」
カービィ「疲れたぁー」
グーイ「長かった…」
フラッフ「外に出てみようよ」

四人は外に出た。
そこには宝箱があった。

カービィ「宝箱!!」
グーイ「おお」
ワドルディ「洞窟大作戦のときみたいッス」
カービィ「開けゴマ!!」
グーイ「普通に言いなさいよ」

カービィは宝箱を開けた。

グーイ「中身は?」
カービィ「ソファ…?」
フラッフ「[はなのソファ]だね」

[はなのソファをゲット]

カービィ「はいっ」

ドスッ

ワドルディ「ッス!!!」

カービィは休憩していたワドルディに無理矢理持たせた。

ワドルディ「重いッス重いッス!」
カービィ「ワドルディ荷物持ちね 落とさないでよ? 貴重な家具なんだから」
ワドルディ「重いッス重いッス! ああっ待ってッス!!」

先に行っている三人。ワドルディはダッシュで追いかけた。

ヤリワドルディ「カービィ、覚悟!」
カービィ「わっ!」

後ろを向くとヤリを構えたワドルディがいた。

カービィ「どったのワドルディ? とりあえず落ち着いて」
ワドルディ「僕ここッス…」

横を向くと重そうにソファを持っているワドルディがいた。

カービィ「あれ? えーとじゃああなた敵…」
ヤリワドルディ「カービィ、覚悟!」

ヤリワドルディが突っ込んできた。

カービィ「危なぁ!!」

カービィは間一髪でよけた。

フラッフ「カービィ! そのヤリを毛糸で巻き取ってドリル毛糸玉を作って!」
カービィ「! よし分かった!」
ヤリワドルディ「おりゃあああ!!」
カービィ「よっ それ!」


再び突進してきたヤリワドルディを避けつつヤリを巻き取った。

ヤリワドルディ「うわ!」

ドテッ

その衝撃でヤリワドルディは転けた。

カービィ「ヤリワドルディ、覚悟!」

カービィはヤリワドルディに向かってドリル毛糸玉を投げた。

ヤリワドルディ「!」

次の瞬間ヤリワドルディはただの毛糸となり、消えた。

フラッフ「今のがドリル毛糸玉。物を貫通するんだ」
カービィ「OK 覚えた」
グーイ「なんかさっきのワドルディ変じゃなかった?」
カービィ「そう?」
グーイ「なんか、こう、雰囲気がプププランドのワドルディと違う気が…」
カービィ「あ、宝箱!!」
グーイ「(聞きなさいよ…)」

ヤリワドルディがいたところに宝箱が落ちている。

カービィ「オープン!」

[ふんすいをゲット]

グーイ「おおふんすい」
カービィ「水はまだ無いけどね はいよろしく」
ワドルディ「ッス!!!!」
フラッフ「カービィ! これ!」
カービィ「?」

フラッフが指さす先には見た目が少し不思議なワッペンがあった。

カービィ「なにこのワッペン?」
フラッフ「これはメタモルワッペンて言うんだ 剥がしてみて」
カービィ「よっ」

カービィがメタモルワッペンをはがした瞬間。

カービィ「!! わわわわわわわわ!!!!!!」

カービィの体が巨大なロボットに変身した。

ビッグロボカービィ「何これぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!??」
フラッフ「これがメタモル変身。他にも色々あるよ」
グーイ「大きいね」
ワドルディ「足がキャタピラッス…」
フラッフ「カービィ、乗せてね」

フラッフはそう言うと、カービィの頭部分にあるコックピットにグーイとワドルディをつれて乗り込んだ。

グーイ「なんかボタンある」

グーイはボタンを押した。
すると、

ビッグロボカービィ「アガッ!」

パシュウゥゥゥゥ

ドガァァァァァァァンン!!!!

ビッグロボカービィの口からミサイルが飛んだ。
ミサイルは木に当たり、木は黒コゲになった。

グーイ「すご!!」
ビッグロボカービィ「コックピットで何したああぁぁぁ!!」
グーイ「なんかボタン押した」
フラッフ「ん?」

フラッフは目を凝らして遠くを見た。

ブロントバート群「カービィ、覚悟おお!!」

遠くからミサイルを持ったブロントバートが大量に来ている。

一同「わあああああああああ!!!!!」
フラッフ「カービィ! こっちでミサイル撃つからキャタピラ動かして!」
ビッグロボカービィ「分かった!」

ビッグロボカービィが進んだ。
ブロントバート群も突っ込んでくる。カービィ達との距離が段々狭くなっていく。

グーイ「フラッフさん、ミサイル!」
フラッフ「まだ、十分引き付けてから…」

距離が縮む。

ワドルディ「フラッフさん…?」
フラッフ「まだまだ…」

距離が縮む。

グーイ・ワドルディ「フラッフさん!!」
フラッフ「発射!!」

パシュゥ

ドガァァァァァァァァン!!!!!

ビッグロボカービィ「ナイスフラッフ! みんなやっつけた!」
フラッフ「あー怖かった」
ワドルディ「凄いッス!」
グーイ「さすが王子!」

四人が歓喜に沸く中、メタモルワッペンの効果が切れた。

パッ!

四人は地面に落ちた。

カービィ「もうおしまい? 顎痛いんだけど」
フラッフ「メタモルヘンシンは強いからね 僕も変身できるしグーイもきっと出来るよ」
グーイ「顎痛くなるのはヤだな」
ワドルディ「家具重すぎッス…」
カービィ「ん? あれゴールのベルじゃない?」

カービィの視線の先にはフラッフの城にもあったあのベルが。

カービィ「よっ」

パシッ

カラーーン

ゴールの針は300を指している。

カービィ「300ビーズゲット!」
グーイ「とりあえずゴール!」

すると突然、ゴールのベルが変化し、ここに来るときに入ったあの扉になった。

カービィ「おっ なんかベル変化したよ」
ワドルディ「あの扉ッス」
フラッフ「入ればグラスランドに戻れるかもね」
カービィ「じゃお先に」
グーイ「(こういうときばっかズルい)」

カービィに続いて三人も入った。


ーグラスランドー

カービィ「ふー戻ってきた」



第8話に続く!!
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