暗黒物質さんの小説

【毛糸の国の大騒動】第6話「ダチョウ倶楽部」


カービィ「よし、行ってみよう!」

そう言いながらワドルディの背中を押すカービィ。

ワドルディ「ちょちょちょ! 押さないでッス!」
カービィ「ワドルディ先行ってよ〜」

さらに押すカービィ。

ワドルディ「カービィさん先行ってくださいよ!」
カービィ「やだやだ怖いもんー」
ワドルディ「フ…フラッフさんなら行けるッスよね!?」
フラッフ「うーん 僕だってこんなの見たことないし…」

一連の様子を見てたグーイが急にこう言った。

グーイ「もう! このままじゃ埒があかない! 僕が先行きます!」

とたんにカービィの顔がすこし明るくなる。

カービィ「あ行ってくれるのグーイ!」
ワドルディ「(鬼だ…)」
グーイ「でも自分のタイミングで行きますから絶対に押さないでくださいよ!?」

グーイは深呼吸した。

グーイ「絶対に押さ…」

ゲシッ

グーイ「!!カーあああああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・」

グーイは何者かに蹴られ、落ちた。

ワドルディ「!! カービィさん!!」
カービィ「おっ?」
ワドルディ「なに押してんスか!!」
カービィ「いや… ダチョウ倶楽部でもしたいのかなって」
ワドルディ「したいわけないじゃないスか…」
カービィ「はいドーーーン!!」
ワドルディ「!! ッスーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!・・・・」

不意を突かれて両肩を押されたワドルディはあっけなく落ちた。

フラッフ「あははは!」

笑い出すフラッフ。

フラッフ「あー面白かった。こういうのもいいね」

王子であるフラッフはこのようなノリは今まで味わってこなかった。

フラッフ「さあ 行こう!」
カービィ「いってらっしゃーい」
フラッフ「カービィもだよ!」
カービィ「!」

フラッフはカービィの腕を掴み、飛び込んだ。

カービィ「やっぱりねええええええぇぇぇぇぇぇぇ・・・・・」


ドサッ ドサッ ドサドサッ

一同「う〜ん…」

グーイ・ワドルディ「カ ー ビ ィ さ ん !」
カービィ「およっ?」
グーイ「押さないでとあれほど言って…」
ワドルディ「急に押すなんて…」

二人は相当怒っている。

カービィ「… 逃げるが勝ち!」

そう言うとカービィは走り出し、瞬時にカービィ車に変身した。

グーイ・ワドルディ「ああっ!」
カービィ車「こっこまでおいでーー☆」

二人は追いかける。が、当然追いつかない。

グーイ「いつのまに使いこなせるように…」
ワドルディ「なったんスか…」

二人は息を切らしながら言った。
カービィとの差は歴然。

カービィ「ふふ〜ん♪」

だがカービィは二人を小馬鹿にしたいがあまり、前を向いていなかった。

刹那。

ドッボーーーーン!!!

グーイ・ワドルディ「!?」

カービィが水に落ちた。

カービィ「!?!!?!??(バチャバチャ」

突然の出来事にカービィは混乱する。

フラッフ「池? それに噴水?」

三人は気づいてない様子だが、辺りにはあちこちに噴水がある。

フラッフ「思い出した… 確かここは『ふんすいのにわ』だ!!」



第7話に続く!!
page view: 737
この小説を評価する:                   (0)