暗黒物質さんの小説

【毛糸の国の大騒動】プロローグ


――ここはあきれる程平和な国、プププランド。
――まんまるピンクの星のカービィは今日も元気にお散歩中。

ポテポテポテポテポテ
カービィ「今日もいい天気だなぁ〜♪」

するとそこに、美味しそうなトマトが転がってきました。

カービィ「あ! おいしそうぉ お腹も減ってるし、いただきまーす!」

カービィがトマトを食べようとしたその時、どこからか、不格好な魔法使いが飛び出してきました。

不格好な魔法使い「!! それは大切なメタモルトマトでアミーボ! 食べるなでアミーボ!」

時既に遅し。 もう、トマトはカービィのお腹の中。

カービィ「あーおいしかった ご馳走様♪」

すると突然、不格好な魔法使いの持っていた靴下が光り出し、

カービィ「へっ? ちょっ!? うわわわわわ!!!」

カービィを吸い込んでしまいました。

不格好な魔法使い「…ちょっと想定外でアミーボ… まぁ支障は無さそうだし、別にいいアミーボ」
不格好な魔法使い「ここから我が壮大な計画のスタートでアミーボ!」


不格好な魔法使いに吸い込まれてしまったカービィ、
吸い込まれたその先は……

  〜毛糸の国〜

ヒュウゥゥゥ  ボテッ!
カービィ「痛っー うぅー 何がどうなったんだ?」

辺りを見渡すカービィ。

カービィ「ウゲッ!! なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!!」

そこは全てが毛糸と布で出来た世界。
もちもん、カービィの姿形も毛糸に!

カービィ「ヒェェェェェ!!! 僕まで家庭科みたいな体にぃぃ!」

訳が分からず、吸い込みをするカービィ。

カービィ「ダメだ… この体じゃ空気を受けられない…」

すると口の中に違和感が。

カービィ「んん? モガモガモガ  ぷぺっ」

ごろん

???「ふわぁぁ やっとでられた」
カービィ「あれまっ! 君はグーイ! …どうして僕の口の中に??」
グーイ「もおっ!! 昨日の夜カービィさんが寝ぼけて『わーい おはぎだーー!』とか言って僕を食べちゃったんじゃないですか!!」
カービィ「ありゃ? そうだっけ?」
グーイ「しっかりしてくださいよ! お陰でこんな訳の分からない世界に…」

ヒュウゥゥゥ ゴチーーーン!!

グーイ「がはぁ!?」
???「ぐはぁ!?」

ドサッ

カービィ「……今日はよく落ちてくるねぇ、」

???「いたたたた、 もうっ! カービィさん!」
カービィ「はいっ!? ワ…ワドルディ?」
ワドルディ「ワ…ワドルディ? じゃないスよ!」
カービィ「あー… えっと… また人を巻き込んじゃったかな?」
ワドルディ「そうッスよ! 人が気持ち良く昼寝してたら…」
カービィ「あー あの時近くにいたの? 悪かったね。」
グーイ(他に迷惑掛けすぎ…)
ワドルディ「謝り方軽すぎッスよ!」
カービィ「えぇい こうなったら仕方ない! 3人でこの国から脱出しよう!」
ワドルディ(無視せんといて…)
グーイ「脱出って言ってもどうすれば?」
カービィ「まず、町か何か、人の居そうな所を探そう!」
ワドルディ「けっこう知識はあるんスね」
カービィ「(なぜ上から目線?)とにかく、歩こう!」
グーイ「待って! 何か前からこっちに来てる…」
カービィ&ワドルディ「へ?」

3人が前を見ると、得体の知れない怪物に追いかけられた1人の少年が!!

少年「たっ 助けてえぇぇ!」

カービィ&グーイ&ワドルディ「わわわわわわわわわ!!!!」

3人も走りだす。

ワドルディ「カービィさん、グーイ、何とかしてくださいよ! 僕スカだからなんも出来ないっス!」
カービィ「でっ でも僕だって吸い込めないし…!」
グーイ「僕だってコピー持ってないし…」
少年「ひゃあああ!」

4人の足も限界に近づいたその時!

ポンッ!

少年&グーイ&ワドルディ「うわっ!!」

3人は驚きの声をあげたが、一番驚いたのはカービィだろう、
カービィの体が変形して車になったのだ!

カービィ「なにぃぃぃ!?」

カービィ車は3人を乗せて猛スピードで怪物から遠ざかる。

グーイ「速ーー もう大丈夫だ」
ワドルディ「さすがカービィさんッスね♪」

カービィ車は3人をおろす。

少年「助けてくれてありがとう。僕は『フラッフ』って言うんだ」



第1話へ続く!!
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