矢五さんの小説

カービィ小説特別編・もう一つの世界 第一話


今回は自分が尊敬するとある方との設定コラボのカービィ小説です。
基本的に自分が普段から書いている小説の設定ですが
第一話では自分の作品と別のカービィの世界観で始まります。

それではお話の方をご堪能ください。





私達が今居る世界とまったく同じ名前の星で
もう一人の自分が別な人生を歩んでいるとしたら

これはある一つの世界がもう一つの世界と繋がるお話


「ふんふーん、今日はお魚一杯獲れて良かったな」
その日、朝からお昼まで近くの池に釣りへ出かけて
午後までの間に大量の魚を釣り上げたカービィは
魚の入ったバケツを手に下げながら家までの帰り道を歩いていました。

「これだけ獲れたらグーイも喜ぶだろうな‥ん?あれは」
カービィが歩いていると道の途中でカービィの家と
同じ方角に向かって歩いて行く見知った人の姿が目に入りました。

「おーい!アドちゃんー!」
「あっ、カーくん!」
その人影はカービィの友達の絵描きの女の子、アドレーヌの姿で
彼女は自分が居る方に向かってトコトコ駆け寄ってくる彼に手を振って
笑顔で迎えてくれました。

「アドレーヌちゃん、もしかして僕の家に行く所だったの?」
「そうだよ、今日クッキーを焼いたから
今からカーくん達の家に届けに行こうと思ってた所だったの」
「わぁ、そうなんだ、有難うアドレーヌ!」
焼きたてのクッキーの匂いを嗅いだカービィは
その場で嬉しそうに飛び跳ねて彼女にお礼を言いました。
「それじゃ、これからカーくんの家まで一緒に行ってお邪魔させて貰おうかな」
「うん!良いよ、グーイも久しぶりにアドレーヌちゃんの
顔見れたら嬉しいと思うし」

そして、カービィとアドレーヌは楽しそうに雑談しながら
彼の同居人、グーイが待つカービィの家へと歩き始めた。

だが、この時、二人は知らなかった
この先に人生で一番、奇妙な体験が二人を待ち受けていることを…
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