矢五さんの小説

カービィとケケの日常・ピクニック編その4


「はい、二人ともお待たせ、御飯の準備出来たよ!」
「わぁ!凄い、美味しそう!」
数分後、カービィとケケの目の前には鮮やかな青色のシートが敷かれていて、その上におにぎりやサンドイッチなど
色取り取りの食べ物が籠やお皿に盛り付けられ、用意されていました。

描いた絵を本物にする事が出来ると言う能力を持つ
アドレーヌはキャンバスに食べ物の絵を描いて
皆の分の食事を用意をしてくれたのでした。

「これでまだ足りなかったら追加でデザートも描くから好きなメニューを言ってね」
「うん!有難う、アドレーヌちゃん」
そして、カービィとケケは声を揃えてアドレーヌに
お礼を言うとシートの上に座り、食事を始めました。

「それじゃあ、頂きまーす!」
食事を取り始めるとケケは目の前の大きなおにぎりを手に取って
パクッと被りつき、それを食べると満面の笑みを浮かべて言いました。

「‥ん、美味しい!」
「本当、アドレーヌちゃんが描いてくれる食べ物はどれも美味しいよね」
その隣ではカービィもアドレーヌが描いた果物を美味しそうに食べていて
二人は用意された料理を次々と平らげていきます。

「良かった、二人に喜んで貰えて」
そんな二人の様子を見て嬉しそうにそう言いながらアドレーヌは
自分の分のサンドウッチを片手で食べつつ
新しい料理を目の前のキャンバスに描きこんでいきました。





それからしばらくして、用意された料理をすべて綺麗に平らげた
カービィとケケは野原に寝転って休憩を取っていました。

「ふう、私、もうお腹一杯…」
「僕も‥もう満腹だよ‥」
「二人とも、よく食べたね」
すっかりお腹を大きくした二人の姿を微笑ましそうに見て
アドレーヌがそう言いました。

「もうしばらく休憩したら、皆で絵を描きに行こうね」
「うん、私、この辺りの景色をいっぱい描くんだ!」
ケケは柔らかい草の上に寝転がりながら
隣のカービィとアドの方を向き、嬉しそうな笑顔でそう言いました。


「じゃあ、ケケは森の方で花や昆虫の絵を描くんだね」
「うん!森で虫やお花の絵を描くの!」
そして、休憩が終わった後、カービィ達は自由行動する事になり
自分の好きな場所で好きな物の絵を描く事になりました。

「カーくんはどうするの?」
「僕はケケと一緒に森で絵を描こうかなと思ってるよ」
「じゃあ、私はあっちの崖の方で町の景色を描いてるから時間が着たら
また集まろうね!」
アドレーヌはそう言ってカービィとケケに手を振ると
自分の鞄を抱えて崖の方に向かって行きました。


「それじゃ、行こうか」
「うん!」
そして、カービィとケケは自分の荷物を持つと
近くの森の方に向かって歩き始めました。
page view: 673
この小説を評価する:                   (5)