ヨツケンさんの小説

【カッフェ・笹】第1話


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
因みに本文中のキャラの性格は私が勝手に考えましたお許し下さい…
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
「早くリボンちゃん来ないかなぁ〜」
ピンクの球体が部屋の中を嬉しそうに跳ねる、どうやら彼女が久しぶりに来るようだ、そ
して跳ねながら外に出て、何故かポストを漁ると郵便物を確認する。
「前に会った時、携帯番号交換し忘れたからなぁ……ん?」
ふと、郵便物の中に有った一枚のチラシに目が行く。どうやら新装オープンしたばかりの
喫茶店らしい。チラシにはカップル大歓迎と書いて有った、何故か動物大歓迎とも書いて
有ったが。
「こういう所、リボンちゃん好きかなぁ……良し、行ってみよう!!」

ピンポーン♪

カービィが意気込んだその時、カービィ家のチャイムを誰かが鳴らす、その音を聞いてカ
ービィが慌てて玄関を開けると、そこにはカービィと同じ位の身長の小さな妖精が立って
いた。
「カービィ久しぶり♪」
「リボンちゃん久しぶり♪元気だった?」
「うん、カービィは…相変わらず元気そうだね♪」
二人は嬉しそうに手を取り合い、久々の再会を心から喜ぶ。ふとカービィはさっきチラシ
で見た喫茶店の事を思い出す。
「ねぇリボンちゃん、一緒に商店街行かない?良い喫茶店が有るんだ♪」
「喫茶店?良いね♪行こう!」

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
さて、こちらは先程カービィの見ていたチラシの載ってた喫茶店、なにやら大人の香りが
漂ってます。そして、茶髪の店員らしき人影が店の前を掃いております。
「何で、私が掃除しないといけないんだ……確かに暇してたけどさぁ〜」
そこに二つの小さな影が近付く、一つは真ん丸していて、もう一つは昆虫の様な羽根が生
えていました。掃き掃除をしていた店員がふとそれに気付く。
「あの〜…【カッフェ・笹】ってこちらですか?」
「そうですが…お客様ですか?」
カービィが無い首を縦に振ると、その店員はさっと竹箒を置くと、店の扉を開き二人を招
き入れ、テーブルに座らせる。
「ようこそお越し下さいました、私はヨツと申します、ご注文はいかが致しますか?」
そう言いつつ、ヨツが二人にメニューを手渡す。二人は手渡されたメニューを見ると、と
りあえずコーヒー二つとクッキー、ホットケーキを注文する。
「それでは、しばらくお待ち下さいませ…」
そう言い残すと、ヨツはカウンターでコーヒーを煎れていた人影に一言言って、厨房らし
き部屋に入って行く。
「あんまり人居ないね〜」「そうだね…」
カービィが周りを見渡すと、店内はガラガラで他の客は端のほうに座っている一組の人間
の少女と青年しか居ない、しかもその少女と青年、少女の方は白いローブに空色の髪を垂
らし、青年の方は銀に赤が混じった髪していて、青いコートの下に鎖帷子を着ている。
「何処かで見たような……?」
カービィがふと気付くと先程のカウンターに居た人がコーヒーを持って来ていた、良く見
ると黒髪で瞳も黒く、右腕に笹を模した草色の腕輪を着けている。
「お待たせしました、コーヒーでございます」
「あれ?…さっきの人は?」
「さっきの人…ヨツさんの事ですか?彼は今クッキーを焼いてますよ、私はここの店長で
、笹と申します…それでは」
笹店長はテーブルにコーヒーを置くと、一礼してその場を離れる、その振る舞いに二人は
大人の気品を感じつつ、コーヒーを啜り話を弾ませる。
「それで、僕がスターロッドで顎悪夢を……」
「ねぇ、カービィ…アレ……」
リボンがいきなり話を止め、さっきのカップルの方を周りに気付かれ無い様に指差す、カ
ービィもバレない様にこっそりカップルの方を覗く、すると、少女と青年がテーブルの上
で深い口付けを交わして居た。
「ねぇカービィ……私たちもしよっか…」
「……うん」
リボンの誘いにカービィが身を乗り出す、リボンも身を乗り出しカービィに顔を近付け眼
をゆっくりと閉じる。
「ホットケーキお持ちしましたニャ…って…お邪魔だったかニャ?」
リボンとカービィの唇が触れ合う直前、カービィの色違いに耳と尻尾を生やした様な球体
がホットケーキの乗ったお皿を持ってやって来る、リボンとカービィはしばらく固まった
後、あわてて椅子に座り直す。
「そんなに慌てる必要ないニャ、このお店はカップル・動物大歓迎ニャ、ちなみにあのチ
ラシはうちが描いたニャよ♪」
「そ、そうなんだ…」
「そうですナービィさんが描いたんですよ、クッキーとケーキをお持ちしました」
いつの間に横に来ていたヨツがテーブルにクッキーとケーキのお皿を乗せながら言う、ナ
ービィはそれを見るとヨツを見る。
「ニャ?ケーキ何て注文されたかニャ?」
「確かに私たちは注文してませんが…」
「注文はされてませんが、私なりの【おもてなし】ですよ…」
「……フラ君にまた怒られるニャよ?、うちは知らないニャ」
その時、突然店の奥からなにやら得体の知れない液体の入った丸底フラスコが飛んできた
かと思うと、ヨツの背中を直撃、割れたフラスコから液体がこぼれ、ヨツの背中に割れた
フラスコと共に掛かると「ジュウッ」と言う音と同時にヨツの背中を焦がす。
「ぐわっ〜!」
「ヨツさんドンマイ♪」
そして、フラスコの飛んできた方から白衣の少年が現れる。
「ヨツさん?何時も私言ってますよね?お客様に得体の知れない料理を出さないで下さい
って…」
「ご、ごめんフラ君もう二度としないから…許して……」
「二度とですよ?料理の安全管理をする私の身にもなって下さい…ん?」
フラービィがふと見るとリボンとカービィがポカーンとした顔で自分たちのやり取りを見
ていた。
「すみません、お見苦しい所をお見せして…直ぐに下がりますので……」
フラービィはテーブルのケーキを回収すると、深く一礼してその場を離れる、ヨツは背中
を押さえながら再び厨房に向かい、ナービィはいつの間にかそそくさと居なくなっていた。
「凄く個性的な店員さん達だね」
「うん…」
「そろそろ帰ろっか…」
「うん…」
二人は椅子から無い腰を上げるとカウンターに向かう、例のカップルは未だにテーブル越
しにイチャイチャしていた。
「すいませんうちの者がご迷惑おかけして……お詫びと言っては何ですがこれを…」
カウンターに居た店長が深く頭を下げ、一枚の金色のカードを差し出す。
「あの…これは?」
「これは当店のゴールドカードです、次回ご利用から料金が25%OFFに成ります。」
「…そうですか」
「またのご来店お待ちしております…」
再び店長が頭を下げ、二人は店を後にした、二人が居なくなった後、店長がヨツを黒いオ
ーラを出しながら手招きしていた…

カッフェ・笹の魅力は個性的な店員と大人な店長・笹です……
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
お久しぶりですヨツケンです、今回はチャットでネタを頂きました。
途中のカップルについては……リレ小掲示板をお調べくださいな♪
それでは……♪
page view: 880
この小説を評価する:                   (0)