星のユービィVさんの小説

【〜超長編版!星のカービィと愉快な仲間たち〜】マジカルランド大作戦! 第3章part3


ウィッチは黒魔法族について話し始めた。
「あなたたちの時代の文献にも載ってたと思うけど、黒魔法族はこのマジカルランドを襲ってくる悪い奴らなの。
黒魔法族達は元々は各地を放浪する種族なんだけど、どこの土地でも彼らはその色から恐れられていたわ」
ワドルディはメモにそのことを書き記した。
「つまり…差別を受けていた、というわけだな?」
メタナイトが言う。
「えぇそうよ。やがて黒魔法族たちは他の魔法族をうらむようになり、各地を襲い滅ぼしてきていたと。そして魔法族ではない人間達を下等生物として扱い始めたの」
「なんて奴だ!」
アカービィが言った。彼は時々乱暴にふるまうが、この手の行いは大嫌いだった。
なので黒魔法族がやっていることが許せないのだろう。
「でもね、私たち白魔法族の一部は黒魔法族と戦っているのよ。そしてあなたたちのような異星人の中からも助けが来ることもあるわ」
「なんだ、それなら楽勝じゃん!」
カービィは陽気に言ったが、ウィッチは首を横に振った。

「いいえ、楽勝なんかじゃないわ。黒魔法族のボス、カイザーは3人の強力な仲間を連れてきているの」
そう言うとウィッチは紙をだし、杖を向けた。
杖が光ったかと思うと、紙には絵が描かれ始めた。
「仮面魔女ブローマ、黒魔法族の中でも格上の存在よ」
ブローマ、紙に描かれた姿には皆も見覚えがあった。
マジカルランドに来る途中の超空間で襲ってきた黒魔法族、彼らを引き連れていたあの魔女だ。
「次に…」
2枚目の紙に新しい絵が描かれる。槍を持ち、鎧をつけた戦士のようだ。
「魔法仮面鎧槍アレキサンドル、異星人でその怪力は強大みたいだわ」
「ふん、槍なんぞこの俺のギャラクシアが切り裂いてやる」
メタナイトが言う、彼は既にアレキサンドルと戦う気のようだ。
そして、最後の1枚にも絵が描かれる。
そこには大きなドラゴンのような物が描かれた。

「仮面龍シグ・ヴォルム、高い知能を持ち人語を理解できるドラゴンよ」
「けっ、炎のドラゴンなんぞ俺の熱いファイアで炭にしてやるぜ!」
アカービィが威張りながら言った。
みんなも本気で戦う気だ、力を合わせこの星を守るために……。
「ウィッチ、僕らが君に協力するよ。必ずこの星を守るんだ!」
カービィが言った。
そして、みんなで円陣を組んだ。

「黒魔法族なんかひねり潰せ!僕らでこの星を守るんだー!」
『オォーーっ!』
一斉に拳をあげて気合を入れる。いよいよ戦いの始まりだ。


「…で、みんな私のこと忘れてない?」
突然後ろから声がした。
振り返るとそこにはみんなからすっかり忘れさられていたアドレーヌの姿があった……
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