星のユービィVさんの小説

【〜超長編版!星のカービィと愉快な仲間たち〜】マジカルランド大作戦! 第2章part3


ワープタイム・スペーススターはうなりを上げ、メインエンジンを作動させた。
機械も音を立て始め、コンピュータも動き出した。

「…本当にシービィ、来ないのかな」
アドレーヌが呟いた。
みんなもシービィが本当に来ないのか気になり始めた。
彼は一番の戦力になるし、頭もよくガッツも溢れている。 一番欠かせない人物なのであったが来ないのでは仕方がない。
「みんな、準備はいいな?」
パービィが周りに聞いた。
みんなは無言でうなずき、しっかりと身構えた。

「ワープタイム・スペーススター、発進!」
そう叫んで2本のレバーを引いた。 マシンはふわりと浮き上り、時空間の入り口を開いた。
そしてものすごいスピードでトンネルの中へと入っていった。

ところがどうしたことか、時空間トンネルの入り口が閉じていなかった。
いつもなら皆がトンネルに入った後は閉じるはずなのだが…。
その様子を近くで見ていたシービィは、黒い影が時空間へ入って行くのを目撃した。
「あいつらは一体…」


その頃、時空間を飛び続けるワープタイム・スペーススターの上ではカービィ達がゲームをして遊んでいた。
けっこうな長旅になりそうなので暇つぶしにいろいろな玩具を用意してきたのだ。
だがメタナイトに遊んでばかりではいけないと指摘され、しぶしぶしまい込んだ。

「ねぇパービィさん、あとどれぐらいでつくの?」
マシンを操縦しているパービィにリボンが質問した。
「さぁな、この調子だとあと8時間はかかりそうだ」
「ふーん、けっこう退屈ね…」
やがてマシンは時空間から、超空間へと入りこんだ。
ここから異空間へ突入するのだ。

ふと後ろを見たデデデがあることに気がついた。
後方遠くに黒い影が点々と見えるのだ。
「なぁパービィ、後ろから誰か来たみたいだぞ」
「えっ? そんなはずはない。 この空間には俺達しかいないはずだ」
「じゃ後ろのあれは一体…」
そう言いかけて、後ろからやってくるものの正体に初めて気がついた。
黒いローブや黒いマントを身にまとい、箒に乗った謎の仮面をつけた集団。
一見すると魔法使いに見えるが、彼らは一体何者なんだろうか。
後ろを振り返り、ソレを見たウィッチの顔が青ざめた。
そして、ソレの名前を叫んだ。
「黒魔法族!!」


第2章 END
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