星のユービィVさんの小説

【〜超長編版!星のカービィと愉快な仲間たち〜】マジカルランド大作戦! 第2章part2


「時間の流れが違うって、どういうこと?」
ミービィが質問をした。 彼だけが出せる独特の間抜け声だ。
彼はムードメーカーの役割を果たし、場を和ませることができる。 だが時と場合によってはただうっとおしいだけでもあったりするが。
ミービィの質問にアドレーヌは答えた。
「例えば、恒星に近い星と遠い星では一日の長さが違うでしょ? それと同じで、別な世界どうしは全く時間の流れが違うんじゃないかって。
つまりマジカルランドの出来事は私たちにとっては何万年も前の話になってるってことよ」
そう簡単に説明し終えると、周りが急に静かになった。
パービィは懸命にデータを探し、シービィは紙を広げて計算を始めた。
そして2人の結果を合わせると、アドレーヌの推理がドンピシャであることが発覚した。

「なぁ、アドレーヌってこんなに頭良かったっけ?」
「いつもなら、弱虫泣き虫で算数はダメで悪運体質で落ちこぼれのアドレーヌじゃないの?」
アカービィとアオービィがコソコソと妙なことをささやき合っているが、いつものアドレーヌは彼らの言うとおり
算数はダメ、運動もできず弱虫で泣き虫、悪運体質の落ちこぼれなのだ。
しかし、現にコンピュータがそういう結果を出しているのだからこれは疑いようのない事実だ。
でもまだわからないことだらけだ。
なぜウィッチはポップスターにやってきたのか、そもそもマジカルランドはどこにあるのかを聞いた。
しかしウィッチにはマジカルランドがこことどのぐらい離れているのかは分からなかった。
しかし、ここにやってきた理由は彼女も覚えていた。
「黒魔法使い達に襲われたのよ。 私がマジカルランドを救う英雄を探しに行ったのが奴らに知られてしまって…」
そこまで言いかけて、彼女はあることを思いついた。
突然立ち上がると、みんなの方をみて叫んだ。

「お願い、力を貸して! マジカルランドを助けてほしいの!」
カービィ達は驚いた。
いきなり惑星を救ってと、しかもついさっき出合ったばかりの人に言われたからだ。
さすがのカービィ達も戸惑ってしまった。 が、アカービィが立ち上がった。
「いいぜ! 困った奴を見捨てるなんで俺にはできねぇ! ヒーローになれるんならやってやろうじゃないの!!」
それを聞いたアドレーヌも立ち上がった。
「私も行くわ! だってたくさんの人たちが助けを求めているのなら、助けてあげないと!」
「僕も行くよ!」
「オイラも行ってあげるよ!」
次々とカービィとその仲間たちが協力を申し出た。
ところが、たったひとり協力をしようとしなかった。 シービィだ。
「なぜ俺が行く必要がある? 元々マジカルランドは俺達とは何のかかわりもないんだ」
そう言い残すと、彼はさっさと基地を出ていってしまった。
「ちぇっ、感じわりぃの」
アカービィは呟きながら唾を吐き捨てた。

パービィの協力のもと、早速準備が始まった。
異空間を通ってきたということは、どうやらマジカルランドは別な空間にあるらしい。
そこで時空間を超えて別空間に出られるようになる「タイムメカ」を用意した。
さらに他の惑星であるということは宇宙へ出るわけなので「スペースメカ」も併用することになった。
それらを全てフライトワープスターにドッキングさせた。
「出来たぜ、名付けて『ワープタイム・スペーススター』だ!」
大型スラスターが4機に、小型スラスターが4機搭載されたハイパワーエンジン搭載のワープタイム・スペーススターが完成した。
みんなは荷物をそれぞれでまとめ、マシンに乗りこんだ。
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