星のユービィVさんの小説

【〜星のカービィと愉快な仲間たち〜】第31話 きょうはカービィの…?


4月27日、カービィは不思議に思っていた。
みんなが彼を避け、こそこそと行動しているのだ。
カービィ「何か怪しいな…」
そこで、彼はみんなを探ってみることにした。

まずはアドレーヌたちの様子を見に行った。
ケケ、リボンと一緒にスーパーマーケットに入って行くところだった。
カービィはメモを用意し、そっと尾行した。

彼女たちは次々とかごに商品を入れていった。 もちろんカービィはそれを全てチェックした。
カービィ「ふむふむ、小麦粉に生クリーム、イチゴにパインにオレンジ…。 ケーキの材料ばっかりじゃないか」
ところが、リボンがカービィに気がついたらしく彼女たちは人込みに紛れて何処かへ行ってしまった。
残念ながらカービィは尾行を中断せざるを得なかった。

続いて、デデデ城の様子を調べに行った。
しかし城門が開いておらず、中の様子を探ることはできなかった。
仕方がないので他を探すことにした。

また街をふらついている時、キービィ達がいることに気がついた。
周りを気にしながら何処かへ向かっているようだ。
今度は気付かれないようにそっと追いかけていった。
すると、彼らは小さな小屋へと入っていった。 秘密基地とは違う、もうひとつの自作建築物だ。

カービィは彼らが入った後に、一息ついてドアをノックした。
すると、中でドタバタとあわただしい音がした後、全員が顔を出した。
アカービィ「か、カービィか。 何の用だ?」
カービィ「いや、何やってるのかな〜って思って」
ミービィ「あ、えーと…。 な、なんでもないよ!」
これで厄介払いができたかと思いきや、カービィはまだ帰らなかった。

カービィ「じゃ僕も小屋に入れてよ」
これにはみんな困り果ててしまった。 彼らがやっていることはカービィに知られてはならないのだ。
シービィ「無理だ。 お前を入れることはできない」
カービィ「えー、どうして?」

シービィ「まぁ、その、あれだ…。 この小屋は5人用なんだ」
キービィ(あんたはス〇夫かよ…)
しかし、単純なカービィはこれであっさりと諦めた。
みんなはちょっと後悔しつつ、カービィのためを思ってやっているのだと自分を納得させた。


夕日が傾きかけてきた頃、ふとカービィは疑問に思った。
なぜみんなが僕を仲間外れにするのだろうかと…。
カービィは悲しくなってきた。 友達ならばこんなことは普通しないんじゃないのかと……。

その時、リボンがカービィの元へやってきた。
リボン「カービィさん、行きましょう。 みんなが待ってますよ!」
カービィ「行くってどこへ? それにみんなは僕を仲間外れにしたじゃないの」
リボン「それはみんなで驚かしたかったからですよ」
そういうと、リボンはカービィを連れてさっきの小屋へとやってきた。
そしてカービィがドアを開くと、突然クラッカーが鳴り響き歓声が聞こえて来た。

一同「カービィ、誕生日おめでとう!!」
カービィは驚いた。
そういえば今日は4月の27日、カービィの誕生日だ。
アカービィ「悪いな、お前を避けてて」
アドレーヌ「カービィをびっくりさせたかったのよ」
メタナイト「わがナイトコンツェルンの総力を上げて盛大な料理を用意しておいたぜ」

みんなはカービィのことを思ってくれて、そして友達としてのサプライズを計画していたのだ。
カービィはとても嬉しかった。 やっぱり友達が一番であるということを改めて実感した。

そして、みんなで楽しいひと時を過ごしたのであった…。


END
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