星のユービィVさんの小説

【読みきり】ブルブルスターの工場でこんなことがありましたとさ


カービィ、ワドルディ、アドレーヌ、デデデ大王、そしてリボンの5人は散らばったクリスタルを集めて
謎の黒い雲に侵略されたリップルスターを救う冒険をしていた。


はずだったのだが…

カービィ「アドレーヌがどっか行っちゃった」
工場の中で迷子発生。
一体どこに行ってしまったのかみんなで考えた。
ワドルディ「プレス機のところでやられたか…」
デデデ大王「デカバーニスのところで落ちて逝ったか…」
リボン「みんな思ったより薄情者なんですね。 探そうと思わないんですか?」
カービィ「この広い工場を!?」

確かにこの工場はとても広い。 たくさんの機械が置かれているし、騒音もすごかった。
それにいろいろごっちゃになっている中で1人の子どもを探すなんてとても困難なことだった。

デデデ大王「しょうがない、探すか」
ワドルディ「見つかりますかねぇ…」
カービィを先頭に、彼らは列を成した。
みんなはアドレーヌを呼び掛けながら進んでいった。
今まで来た道のりを戻りながら…。

ベルトコンベアのエリアの左右や、プレス機の隙間などくまなく探して歩いた。
しかし、アドレーヌは見当たらない。
カービィ「こりゃぁ、ひょっとして大王の言うとおりやっぱりデカバーニスのところで…」
リボン「絶対にそんなことない!」
カービィもアドレーヌがやられたなんてことはまず考えられなかったが、デデデ大王達のように考えはだんだん悪い方へと傾いていった。

もう3時間も探し回っただろうか、ついに捜索は打ち切りになった。
カービィ「ごめんねアドレーヌ、僕らは捜索を打ち切るよ」
リボン「本当にごめんなさい!」
ワドルディ「オイラ、アドレーヌさんのことは忘れないっス」
デデデ大王「天国でもだんなって呼んでくれよ…」


アドレーヌ「誰が天国ですってぇ!?」
カービィ&デデデ大王&ワドルディ「えぇぇぇぇぇ!? 生きてたの!?」
アドレーヌ「あたりまえでしょ! あんたたちこそ急に進行方向と違う道に行き出したんじゃないの!
私ずっとゴールで待ってたのになかなか来ないんだもん、探しに来ちゃったわ」
カービィ「なんだよぉ、それ…」
あの緊迫したムードは消え失せ、あっという間に脱力感が漂いはじめた。
まさに、今までの苦労は水の泡である。

リボン「でもアドレーヌさんが無事でよかった!」


END
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