マグーさんの小説

【カービィ 虹のタンバリン】☆第1話☆


「カービィ 虹のタンバリン」

☆第1話☆

広い宇宙のなかの、どこか遠くにある小さな星「ポップスター」。
この星の中のプププランドに住む、ピンク色の球体の彼――カービィは、お気楽、脳天気に暮らしていました。
今日も、ベットの中で気持ちよさそうに寝ています。が、もう朝は通り過ぎ、お昼になろうとしているころです。
カービィが夢の中にいるそのとき、家のドアの方から、ドアを叩く音と軽く叫ぶような声が聞こえました。

『カービィさん! いるッスか?』

元気の良い声が自分を呼ぶので目を覚まし、カービィは大きなアクビをしながらドアを開けました。

『誰〜?・・・あ、なんだ、ワドルディか〜。』

ドアの前にはカービィと同じぐらいの身長の赤い体をした―――ワドルディがいました。

『なんだじゃ無いッス! 今起きたんッスか? 今日はお昼から、一緒に遊ぼうって言ってたじゃないッスか。』
『お昼から?・・・・・キャー!!大変大変!はやくご飯食べて、準備しなきゃ!』

どうやら、カービィは遊ぶ約束を忘れていたようです。慌てて家の中に戻り、まずキッチンに入ってゴソゴソと何かしてます。

『じゃあ外で待ってるんで、はやくご飯食べて出てきてくださいね!』

カービィに聞こえるように大声でそう言うと、ワドルディはドアを閉めました。
〜10分後〜

『おまたせ。それじゃ、はやく広場に行こ。』

家から出てきて、元気よくワドルディにそう言いはなちました。ワドルディは、軽く呆れたような顔をしましたが、すぐに首(?)を縦に振って2人で足早に広場に向かいました。
広場には、すでに何人かの遊び仲間が待っており、2人が到着すると、「遅い」と文句が聞こえてきました。

『もー、カー君遅いよ!』

仲間の中にいた女の子 ―――アドが、カービィに文句を言います。「ゴメン、ゴメン」とカービィは頭を下げています。
こんな感じで、カービィがなにかやらかしつつも、毎日、広場で楽しく遊んでました。鬼ごっこ、かくれんぼ、サッカーなど、日が暮れるまで遊んでみんな帰って行きます。
今日も、仲間同士で夕方まで遊んで、帰る時間になりました。「バイバーイ」と手を振り、みんなを見送ってきます。

『じゃあ、カー君、ディ君、また明日ね。今度は遅れないでよ?』
『うん、明日は気をつけるから。バイバーイ。』
『それじゃ、また明日ッス。』

アドもみんなと別れて、帰って行きました。

『じゃあ、カービィさん。明日もまた遊びましょうね。』
『うん。また明日ね。』

ワドルディも、カービィと別れて自分の家に帰っていきました。カービィは、しばらく手を振っていましたが、やがて、自分も帰りはじめました。

『今日も楽しかったな。さぁてと、晩ご飯はなににしよっかな〜♪』

カービィが献立を考えながら帰っていると、丘にさしかかったあたりで、遠くに何か落ちているのを見つけました。
落ちている物の付近まで行くと、それが「タンバリン」だということがわかりました。

『 ? 何でこんな所にタンバリンが?誰かの落とし物かなぁ?』

一応、あたりを見回しましたが、周辺には人影は見あたりません。
タンバリンを持っていたカービィは、ちょっとタンバリンを鳴らしてみたくなり、軽く鳴らしてました。
「シャン シャン」
普通のタンバリンよりも綺麗な音色が鳴りました。

『あ、なんか綺麗な音〜♪』

カービィは、調子に乗って何回か鳴らしてました。が、そのとき・・・
「パキ。」
なにやら、金属の割れるような音が。手元に目をやると、タンバリンの側面に着いている「シンバル」が欠けて足下に落ちました。

『わ!ヤバ・・・。どうしよ、壊れちゃった・・・。』

タンバリンを壊してしまったことに焦ったカービィは、タンバリンをとりあえず地面に置き、さっき欠けたシンバルを拾おうとしました。
ところが、カービィが欠けたシンバルを拾おうとしたとき、タンバリンに異変が・・・。
「パキッ、パキ、パキパキッ、パキ、パキッ・・・・ゴゴゴゴゴゴゴ!」
突然、触ってもいないタンバリンの残りのシンバル全てが割れ、その欠片から黒い雲が吹き出しました。
異変に気づいたカービィは、最初に欠けたシンバルを拾い上げ、振り向きましたが、黒い雲がカービィに体当たりし、空へと消えていきました。
雲からの体当たりは意外に強かったらしく、カービィは気絶してしまいました。足下には、シンバルのついていないタンバリンと、欠けたシンバルが一つ落ちていました。


2話へ続く――


―――あとがき――――――
どもー。初めまして、マグーです。
無駄に長いこの小説を読んでくださったかたは、どうもありがとうございます。
文章能力がなく、なんかオカシイところがあるかも知れませんが、見て見ぬふりして下さい(ォィ

一応全体の構成はしてますが、何話続くかわからないので長いことおつきあいしていただくかも知れませんが、よろしくお願いします。