リョーマさんの小説

【BONDS OF FATE】第七話「TRUTH IN FALSE」




 十年前 ユードロ



 彗吾「これでユードロ砦は陥落・・・か。」

 ?「喜べないの?」

 彗吾「文・・・。」

 ?「相手は逃げる場所は限定されたんだぞ?喜ばんか!」

 彗吾「フレストさん・・・。」

 ?「フレスト・・・落ち着け。」

 フレスト「だってよ、コイツがさー・・・。」

 ?「彗吾は悩んでいるのだろ?この『戦争』の意味について。」

 彗吾「ジョンパさん・・・。」

 ジョンパ「次を終わらせれば、この『戦争』の答えがわかるさ。」

 彗吾「そうですかね・・・。」

 兵士「ジョンパ隊長、フレスト隊長、皇城隊長、絹浪隊長、集合の時間です。」

 ジョンパ「もうそんな時間か?」

 フレスト「面倒くさいな。」

 文「まあまあ、行きましょうよ。」

 彗吾「そうだな・・・。」

 彗吾達は急いで集合場所に向かった。



 ・・・・・・・・・・・・。



 彗吾「すまない遅れた。」

 ?「・・・少し気抜いてんじゃないの?アンネリー一番隊長も休みだし?」

 ?「まあ落ち着け、グレン九番隊長。」

 グレン「ルーイ六番隊長・・・。」

 ?「ルーイの言う通りだ。」

 フレスト「遅れてすいませんでした、セイレード五番隊長。」

 セイレード「いやいや、私に挨拶はいいんだよ。」(以下レード) 

 文「遅れました、絹浪唯八番隊長。」

 唯「文、お姉ちゃんでいいのよ。」

 文「しかし・・・。」

 ジョンパ「遅れてすまんのう、ユリアージュ三番隊長。」

 ユリアージュ「貴方のほうが位は上じゃない・・・。」(以下ユリア) 

 ?「そろったー?」

 彗吾「ジェーン四番隊長・・・。」

 ジェーン「揃ったんならミーティング始めよー?」

 ・・・ミーティングの内容は要約すると明日の作戦に備える事だ。しかし・・・、

 彗吾「えっ?先遣隊を二、七、十、十一にする?」 

 ジョンパ「・・・。」

 フレスト「それはどう言った事で?」

 ユリア「相手の燻りだしよ。相手が見えたらすぐ退く。」

 唯「相手がそれで調子に乗って来るはずだから、それを残った軍勢で挟撃するの。」

 文「・・・。」

 ジョンパ「引き受けよう・・・。」

 フレスト「ジョンパさん・・・!」

 ジョンパ「明日で最後になるんだ。ここでぐずぐずしてもしょうがないじゃろ?」

 ジェーン「じゃあそれに決定!」

 レード「では当日はこれを来て下さい。」

 彗吾「これは・・・?」

 レード「みずぼらしい格好の方が成功率が増す。これを兵全員に着せとけ。」

 文「・・・わかりました。」

 ・・・夜、キャンプ場。

 文「ねえ・・・彗吾。」

 彗吾「何だ文?」

 文「この戦いが終わったらどうする?」

 彗吾「とりあえず・・・家に帰る。」

 文「現実的ー。」

 彗吾「うっせー!」

 文「あたしはね・・・。」

 彗吾「何だ?」

 文「いや何でも無い。」

 彗吾「・・・?」

 文「明日に備えて寝よっか?」

 彗吾「そうだな。」



 ・・・・・・・・・・・・。



 彗吾「・・・朝か。」

 昨日渡された衣装?を着て外に出る。

 文「こんなの似合わないわ〜。」

 フレスト「・・・。」

 ジョンパ「がっはっは!」

 フレスト「ジョンパ隊長・・・。」

 ジョンパ「フレストは似合ってるじゃないか?」

 フレスト「・・・。」

 彗吾「(そうかな〜・・・?)」

 その時、文は俺の服の袖を引っ張った。

 文「彗吾、今日で終わるかな?」

 彗吾「・・・終わらせるんだ、俺達の手で。」

 俺達はまだ、この作戦が悲劇を産む事になるとは予想してなかったんだ・・・。
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