リョーマさんの小説

【願い珠】第五話「謎の女と風の珠」


 クワイアン地下に聞こえた謎の声、その正体は・・・?

 ?「聞こえなかったの?」

 クラビス「そう言わず姿現せよ、わざわざ言わないであげたんだから。」

 ?「気付いてたのか、私が後ろにいることを。」

 クラビス「階段の所で気付いてたぜ。」

 カービィ「え、どういうこと?」

 リナリー「つまり尾行されていたって事ね。」

 カービィ「???」

 ?「名ぐらい名乗ってあげるわ。ノエル、ノエル・ヒアムートよ。」

 クラビス「風の珠を置いていく気なんて無いが・・・どうする?」

 ノエル「なら・・・あんた達を殺して奪うまで!」

 ノエルは腰の鞘から剣を引きました。

 クラビス「お前ら下がってろよ!」

 クラビスも腰の鞘から刀を引きました。

 クラビス「うらぁっ!」

 ノエル「はっ!」

 刀と剣がぶつかり合った音が部屋に響く。

 クラビス「いい腕してんじゃねえか・・・!」

 ノエル「そっちこそ!」

 クラビスの一撃は重そうで、ノエルはそれを受け流していた。

 クラビス「真っ向勝負しろよな、でいっ!」 

 ノエル「そんな馬鹿力に対抗できないわ!」

 ノエルは太刀を避けたが、彼女がいた所は砕かれていた。

 ノエル「予想以上だね。」

 クラビス「少しは鍛えているんでね!」

 ノエル「肉弾戦では私は勝てない・・・、ならっ!」



 その頃カービィ達は、



 カービィ「すごいねクラビス。」

 リナリー「これほどだったなんて・・・。」

 シャル「まだまだ力隠してそうだがな。」

 リナリー「・・・何この音?」

 突然、金属音みたいな音が部屋中に鳴り響いた。

 シャル「ノイズ・・・か?」

 

 クラビスVSノエル、



 ノエル「我陰らすは闇の斧・・・『ダークアックス』!」

 ノエルの手には黒い斧が握られていました。

 クラビス「げっ、ここで魔法使う気かよ。」

 ノエル「それほどあんたを認めているんだよ。」

 クラビス「お褒めの言葉どーも。しかし魔法をここで使うと俺達生き埋めになるぞ。」

 ノエル「心配ない、私は大丈夫だ。」

 クラビス「お前の心配じゃねー!」

 ノエル「いくぞ!・・・ん?」

 クラビス「どうした?」

 ノエル「・・・ちっ、集合命令かかってるか。命拾いしたな。」

 クラビス「コッチのセリフだ。」

 ノエル「じゃあな。」

 ノエルは捨て台詞を残すと去っていった。



 クワイアン地上、



 カービィ「何で逃げていったの?」

 クラビス「分からんな。何か金属音みたいな音が鳴り響いたからか?」

 シャル「ノイズだな。」

 シャルがカービィ達の会話に口を挟んだ。

 カービィ「ノイズ?」

 シャル「悪魔が使うテレパシーみたいな物だ。相手の顔と名前を認識すれば何Km離れてようが通信ができる優れ物。特殊な機械を使えば人間にも聞こえるらしいが・・・。」

 クラビス「やはり奴は悪魔か・・・。」

 リナリー「気付いてたの?」

 クラビス「闇魔法の使う大多数の者は悪魔だと聞くからな、疑ってはいたが・・・。」

 カービィ「ああ!」

 リナリー「な、何!?」

 カービィ「もう昼だよ!朝と昼食ってないよ!」

 リナリー「・・・。」 

 クラビス「だめだこいつは・・・。」



 とある場所



 ノエル「なぜ私を退かせた?」

 ?「あそこは許可無しでは暴れられない地域だ、暴れさしたら私の首が飛ぶ。」

 ノエル「・・・。」

 ?「不満かね?」

 ノエル「命令なら従う、それだけだ。少し休ましてもらう。」

 ノエルは自分の部屋へ行く。

 ?「次はどんな手を打とうかね・・・。」
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