かにさんの小説

【リボン イン ナイトメア】stage13


リボン イン ナイトメア

う、ううん・・・。
私、どうなったのでしょうか。
確か下水下りしていたら滝に放り出されてそれから・・・。
ココは何処なのでしょう?
クリスタルみたいにキラキラした足場、満天の星空が広がる空間。
そして・・・。
隅っこでこっち見ながら鼻血出してハァハァ言ってるお姉さん。
・・・・。
すみません、お姉さんに関しては無視して良いですか?
「チョットぉ〜無視しないでよぉ〜。」
お姉さんがこっちに近づいてきます。
だったらせめて鼻血拭いて下さい、ハイ、テイッシュ。
「あ、アリガト。」
お姉さんはテイッシュを鼻の穴に詰め込みました。
「・・・あの〜アナタ、何で鼻血流してたんですか?」
私はお姉さんに質問しました。
「イヤー実はアナタを起こそうとしたんだけど・・・。
寝顔がかわいくてつい魅入っちゃった・・・。」
・・・聞かない方が良かったです。
「・・・で、ココは何処なんですか?」
私はお姉さんに質問しました。
「ココは意識の狭間よ。」
・・・ハイ?
「今、アナタは気絶してるの。」
・・・ええっ!?どういう事ですか?
「大丈夫よ、死にはしないから。」
そういう問題じゃあなくてですねー!
「落ち着きなさい、このくらいで冷静になれなくてどうするの?
あ、でも慌てるアナタもかわいい・・・。」
ああもう!また鼻血流さないでくださーい!

ジリリリリリリリ!

・・・あれ?遠くで目覚しのベルが聞こえます。
「・・・あら、また悪夢の世界の目覚めのベルが鳴ったのね。」
・・・え?それってどういう事ですか?
「ほら頑張って、名残惜しいけど
ここに居ては悪夢の世界から脱出出来なくなるわよ。」
脱出?何ですかそれは?訳が解りませんよ
「その内解るわ、エイッ!」

ドンッ!

「キャアアアア!」
私は足場の外へと突き飛ばされました。


「・・・リボンちゃん大丈夫、しっかりして!」
遠くでピッチさんに声が聞こえています。
瞳を開けると目の前に見なれた顔が。
「良かった〜!目を覚ましたんだ。」
ピッチさんがそう行って泣き出します。
辺りを見回すとそこは白い砂浜でした。
魔法が解けたのか、大きさも元に戻っています。
「・・・ココは?」
私は辺りを見回してそう呟きました。
「アイスクリームアイランドだよ。」
と、また聞きなれた声が。
周りを見渡すと地図とにらめっこしているムーンさんが居ました。
「ムーンさん、大丈夫だったんですか?」
私はムーンさんに飛びよります。
「当たり前だよ、アタシを誰だと思ってるんだい?」
ムーンさんは私にそう言いました。
「でも、何でこんな所に・・・。」
私は疑問に思います。
「川はいつか海に出る。あの辺りで流れた物は全てここに流れ着くのさ。」
なるほど、解ったような解らないような・・・。
「それよりこれからどうするのさ?」
ムーンさんが私に問い掛けてきます。
「そりゃあ勿論、夢の泉に向かいます。」
私はそう答えました。
「だよねえ・・・。」
ムーンさんはやっぱりと言う表情をしました。
「それじゃあまずはあっちに向かうとするかね。」
ムーンさんはある場所を指差します。
山の向こう側に巨大な塔が見えます。
「あれは・・・?」
私はその塔を見てそう呟きます。
「バタービルティングだよ。あの塔のてっぺんに登って雲を渡り。
山を下りて行けば目的地である夢の泉にたどり着く筈さ。」
ムーンさんは地図を見ながらそう言います。
「・・・大変過ぎるよ、それ。」
ピッチがいやそうな表情で呟きます。
「何半ば諦めた表情してるのさ。カービィもこの道を通って夢の泉にたどり着いたんだよ、
やってやれない事はないのさ!」
ムーンさんはそう言ってピッチさんを励まします。
「そうかなぁ・・・。」
ピッチさん、納得行かない様子。
「ピッチさん、ココで悩んでてもどうしようもありませんよ
悩む前にまず行動!そうでしょ?」
私はピッチさんを励まします。
「・・・うん、今は行動するしかないんだよね。
解ったよ。」
ピッチさんんは少し考えた後、私にそう言いました。
「全く、何でアタシの時は納得行かなくて
リボンの時は納得するのさ!」
ムーンさんは不機嫌です。
「さあ!行きましょう!」
私は先導するようにバタービルティングへと向かいます。
「あ、チョット!」
「待ってよー!」
2人も慌てて後を追いかけはじめました。


トゥ ビィ コンティニュウ