かにさんの小説

【キング オブ ウィンド】第五話


キング オブ ウィンド 第5話


リューイ達はザクダミーの攻撃から必死に逃げています。
「きゃあああ!」
ザクダミーは4人を凄い速度で追いかけています。
そのスピードは速くリューイ達は振り切れません。
「お、追いつかれるなのー!」
リューイがそう叫んだその時!

ヒュッ!

突然、リューイの横を何かがかすめました。
何かはザクダミーに当ります。

パァン!

ザクダミーは破裂します。
「・・・た、助かった・・・。」
リューイ達はほっとします。
「大丈夫?」
後ろから現れたのは・・・。
レモンとセツエイでした。
「レモン、セツエイ、アンタ達先に言ったんじゃなかったの?」
ラグラールが驚きます。
「後ろが騒がしかったから戻ってみてみたら・・・皆さん、大丈夫ですか?」
セツエイはリューイ達に質問します。
「大丈夫だけど・・・アンタ達、何で先に行かなかったの?それに、ザクダミーを撃ったらマイナスに・・・。」
・・・ラグラールの質問にセツエイはこう答えます。
「・・・そんな事を気にして仲間を助ける事が出来無いって言うのなら・・・。
多分、その人は騎士団に入る資格なんてないですよ・・・。」
「・・・そう・・だよね。」
・・・リューイ達4人は納得しました。
そして、少し自分の行いが恥ずかしくなりました。
と、その時です。

キュイン。

セツエイ達の周りを大量のザクダミーが囲みました。
「・・・また!?しつこいわねー!」
レモンはそう言うと弓矢を構えます。
「とにかく今は、これを何とかしないと・・・。」
セツエイも構えます。
「あ、アタチも!」
「こうなったら得点なんて気にしてられないわよ!」
「よーし、ココは人暴れするなのー!」
ラグラール、キービィ、リューイも戦いの準備を葉zめます。
「じゃあ、みんな頑張ってネー♪」
・・・ふぇあはみんなから離れた所で手を振っていました。
「・・・アンタも戦わんかいっ!」

チュドーン!

・・・ラグラールのミサイルは見事にふぇあを捕らえました。


「・・・だめだ、全然先が見えないや。」
ミーアは想像以上に先へ進まないからイライラしていました。
その原因は・・・。
「・・・コラ〜!ライラック!君がトロトロしてるから追いつかないんだぞ!」
ミーアはライラックを引っかきました。
「・・・だって・・・ザクダミーが恐いんだもん・・・。」
ライラックはそう行ってぶるぶる震えました・・・。
「そんなんじゃアイツまで経ってもみんなに・・・ん?」
ミーアは気付きました。
遥か下方にポツンとあらかさまに怪しい岩がある事に・・・。
「・・・何だあれ、あらかさまに怪しいな・・・。」
ミーアはそう言うとその岩に近づこうとします。
「み、ミーアさんチョット待って!あんな怪しい所に行く気!?危ないよ!」
ライラックがミーアを止めます。
「・・・あのねぇ・・・これから兵隊になるのに怖がってちゃ何も始まらないでしょうが!」
ミーアはライラックに怒鳴りつけます。
「で、でも、・・・『君子危うきに近寄らず』って言うじゃん・・・ね?」
・・・ライラックのこの台詞にミーアはカチンとなりました。
「・・・この・・・根性無しがあああああ!」

ブウン!

「きゃああああああああ!」
ライラックは叫び声をあげながら下方向に投げ飛ばされました。
そして・・・。

ガッシャアアアアン!

・・・ライラックは岩山に激突しました。
「・・・あ。」
ミーアは『しまった』と思いました。
「だ、大丈夫、ラグラール君!」
ミーアは岩山の合った所に近づきました。


岩山は完全に砕け、辺りに岩石が宙に浮かんでいます。
ライラックはその中心に浮かんでいました。
「う、うーん・・・イタタタタ・・・。」
ライラックはすぐ気がつきました。
「ミーアちゃん・・・ひどいや・・・。」
ライラックはすぐそう思いました。
・・・と、その時でした。

ヒュンっ!

何かが凄いスピードでライラックの頬をかすめました。
「な、何・・・?」
ビックリするライラックの頬には一筋の血が・・・。
「ち、血・・・ヒイッ!」
ライラックは気絶しそうになりました。
でも何とか踏みとどまります。
「アーラ、血を見て気絶しそうな人が空の軍隊何て・・・向いてござらないのでは?」
ライラックの後ろから甲高い声がします。
「!?だ、誰!?」
ライラックは驚いて後ろを振り向きます。
そこに居たのはいかにも「女王様」と言う感じの女性が。
もっとも、肌の色は緑色で頭から何かはえていましたが。
「ひ、ヒイッ!?何あれ・・・。」
ライラックはビビリます。
「アーラ、そんなに脅えにならなくても結構ですのよ・・・私はサーシャ、覚えときなさい。
オ〜っホッホッホ・・・」
サーシャと名乗った女性は高笑いを始めました。
「おーい、ライラック〜、大丈・・・。」
そこへミーアがやってきます。
そしてサーシャと目が合いました。
「・・・何?あのおばさん。」
・・・サーシャの胸に、『おばさん』と言う台詞が突き刺さりました。
「お、お、お、おばさーん!?私はまだ15歳ですのよ!」
サーシャはミーアにそう言います。
「・・・僕は14歳だよ、君の方が年上だよ、ねえおばさん。」
・・・今度はカチンときます。
「な、何ですってぇ〜!アナタ!1歳しか違わないのに生意気ですのよ!」
サーシャはミーアにそう言いました。
「・・・何だよ、僕とやる気なの?」
ミーアはサーシャにそう言います。
「それはこっちの台詞ですのよ!」
サーシャはそう言うと何故かテニスラケットを取り出しました。
「・・・悪いけど、僕は争いは好きじゃないんだ、じゃあね!」
ミーアはそう言うと空を飛んで逃げていきました。
「あっ!逃がしませんわよ!」

バサッ!

サーシャはコウモリを思わせる翼を背中から出してミーアを追いかけました。
・・・後に残るは呆然とするライラックだけです。

・・・フヨフヨ

・・・と、ライラックの目の前に謎のカプセルが。
カプセルはライラックの目の前で止まります。

プクウーッ!

カプセルはライラックの目の前で膨らみ、ザクダミーになりました。
「・・・な、何!?」
ライラックもザクダミーの存在に気がつきました。

・・・カチャリ。

ザクダミーはマシンガンを構えました。
「・・・う、うわーーーー!」
ライラックは驚いて逃げました。

・・・ガガガガガガ!

ザクダミーはマシンガンを乱射しながらライラックの後を追いかけました。


続く