かにさんの小説

【キング オブ ウィンド】第三話


キングオブウィンド 第3話

「はーい、お時間でーす!皆こっちにきてくださ〜い!」
ピッチがラッパを吹きながら銅鑼をどんどん鳴らしました。
それを聞いた志願兵達がクーの下に集まってきました。
「みんな集まったな?それではこれよりテストを始める!」
そう言うとクーは空中機雷で仕切られたコースを見せました。
「今からみんなにはこの空中機雷のコースを飛んでもらう!
正し、ただ飛ぶだけじゃあ駄目だ。」
クーはそう言うと風船を3つ出しました。
一つはデデデ大王、もう一つはダークマター、そして最後の一つは何故か・・・ザクでした。(爆
しかもドダイに載ってます。
「このダミー風船を壊しながら言ってもらう。
デデデが1点ダークマターは2点ザクはマイナス1点だ。」
クーはそう言うとその3つも中に浮かべました。
「さあ行け!合格点は25点だ!勿論機雷にあたるな!良いな!」
クーは大声で叫びました。

と、言う訳で志願兵達は空中機雷のひしめくコースを飛んでいきます。
その先頭を行くのはセツエイとレモンです。
「さて、目標のダミー風船は・・・。」
ダミーを捜す2人の前にデデデのシルエットが。
無論デデデ型のダミー風船です。
4、5個まとまっているようです。
「悪いですけど割らせてもらいますよ!」
ダミーなのにセツエイはそう言いながらダミーに突進していきました。
「え〜い!」

ズシャッ!

デデデダミーは瞬く間に消えてしまいました。
セツエイがみんな切り裂いたのです。
「やりますね!私も・・・!」
今度はダークマターのダミーが2つ・
レモンはそれに向かって弓を抱えました。
「・・・・それっ!」

シュッ!パーン!

ダークマターダミーは瞬く間に二つも割れちゃいました。
「イエーイ!4てーんゲットお!!」
レモンは嬉しそうです。


「・・・2人とも、中々やるなの〜!」
リューイとラグラールは2人の様子を見ています。
「アタチ達も頑張らなくっちゃ!」
ラグラールは気合いを入れます。
・・・と、何かが流れてきます。
ザクです。
「・・・マイナスにはようはないわよあっち行って!」
ラグラールはシッシッとい追い払おうとします。
ザクはこっちに向けて「クラッカー」を投げる構えをします。
「・・・あれ?あのザク、クラッカーなんて投げようとしてるわよ?」
「良く出来たギミックなの〜♪」
喜ぶ2人。しかし・・・・。

シュッ!

何と、そいつはクラッカーをこちらに投げつけてきました。
しかも。

ひゅっ。

「え?」
「およ?」

チュドーン!

クラッカーは2人の間を通りすぎ後ろで大爆発をしました。
「・・・・。」
「うわわわわっ!本物のクラッカーなの〜!」
2人は混乱に陥りました。

「・・・うわーあのダミー、本物のクラッカーを投げつけてきましたよ。」
ピッチとクーは上空から志願兵達の様子を見ていました。
「・・・おかしいな?」
「え?」
・・・クーのおかしいという顔にピッチは気がつきました。
「・・・あんなギミック付けたダミーは持ってきた覚えはない・・・。」
「ええっ!?」
クーの一言にピッチは驚きました。
「ピッチ!今すぐレーダーを出せ!周囲を調べるんだ!」
「はい!」
ピッチは何処から出したのかレーダーを出すと周囲の索敵を始めました。


「・・・ふっふっふっ・・・驚いてるわねあの子達。」
何処からとも無く謎の少女が志願兵達の様子を見ています。
「・・・でも驚くのはまだこれからよ、みてらっしゃい!
オーっホっホっホ!」
少女は高笑いを始めました。

「・・・ねえ、キービィさん。」
「なーに?ふぇあ。」
2人はデデデダミーを次々に潰しながら話します。
「・・・今、後ろで爆発音とかしなかった?」
「・・・気のせいだと思うけど・・・。」
話し合う2人の前にリューイとラグラールが出現します。
「た、大変なの!」
「あれ〜2人ともー?そんなに急いでどうしたのー?アリさんとアリさんがゴッツンコ〜♪」
・・・ふぇあは歌っています。
「歌ってる場合じゃあないわよ!ザクダミーが本物のクラッカーを投げつけてきたのだわよ!」
2人は凄い剣幕でそう言います。
「・・・本物のクラッカー?あのさ、そういう冗談は試験が終ってから・・・。」
そう言おうとした時、キービィの目の前にザクダミーが現れました。
ザクダミーはマシンガンを放つ構えです。

・・・ドドドドドド!

ザクダミーは本物のマシンガンを放ってきました。
「ウワアアアッ!?」
キービィは慌てて攻撃をかわします。
「こ、こいつ本物のマシンガンを売ってきやがった!?」
キービィは慌てます。
「ホラー!アタチ達の言う通りだったでしょ〜!」
ラグラールはマシンガンから逃げながら言います。
「確かに君たちの言う通り〜♪」
ふぇあ、マシンガンをかわしながら踊ります。
「・・・踊ってる場合かあああ!」

ゲシッ。

キービィのパンチが見事に決まりました。


「・・・何だかうるさいなー。」
こちらは最後尾のミーア、ライラックです。
「・・・まさか風船をめぐって殺し合いを・・・くらっ。」
ライラックは貧血を起こします。
「ワアアアッ!こんな所で貧血は止めてー!」
ミーアはライラックをおとさまいと踏ん張ります。
「おい、そこの2人!」
と、そんな2人の所にクーが降りていきます。
「あ、クーさん!どうしたんですか?」
ミーアは踏ん張りながらそう言います。
「・・・この試験場の何処かに敵が潜んでいる!」
クーのその言葉にミーアと気がついたライラックは。
「・・・えええええっ!」
と驚きます。
ライラックにいたってはまた貧血です。
「何者かは知らんがザクのダミーが全部自動操縦の本物に摩り替えられている!
悪いがこの事を伝えに行ってきてくれないか?」
クーが事情を説明します。
「解ったよ!」
ミーアはそう言うと凄い勢い・・・といってもそれほどでもないんですが・・・。
とにかく飛んでいきました。
「ああ〜待ってよー。」
ライラックも後を追いかけます。
「・・・さて、俺も早いとこ犯人を見つけないと・・・。」
クーはそう言うと大空を疾風のごとき速さで飛んでいきました。


続く