かにさんの小説

【リボン イン ナイトメア】stage8


リボン イン ナイトメア

stage 8

「ど、どうするのリボンちゃん!」
ピッチさんが体を震わせながら言いました。

今、私達は不安定なシャンデリアの上で
骸骨頭にぼろ布という奇妙なモンスターに囲まれてます。
名前を付けるならシャウトマターですね・・・。
「とりあえず戦うしかないんじゃない?」
ムーンさんが周りを見ながら言いました。
「戦うたって・・・。」
私は周りを見ました。
数はパンパじゃないし相手は浮いています。
どう考えたってこっちが不利なのは明らかです。
「・・・でもやるしかないのですよね・・・。」
私はそう言うとシューティングスターを取り出しました。
「・・・えーいっ!」
私はシューティングスターを放り投げました。

ビシュシュシュッ!

シューテイングスターはシャウトマターに向かって飛んでいきます。
・・・が。

カキーン。

「・・・弾かれた!?」
私はビックリしました。
シューテイングスターは確かにシャウトマターに当たりました。
しかしシャウトマターはそれを弾いてしまったのです。
シューテイングスターは私の手元に戻ります。
「・・・そんな・・・。」
私はショックを受けました。
それと同時に焦りました。
飛び道具が効かない空中の敵大勢とどう戦えと?
そんな事考えてる内にシャウトマターの一人が私の目の前まで迫ってました。
「キャアッ!」
思わず私は伏せてしまいそうになりました。
その時です。

ブスッ!

ムーンさんの放った羽根はシャウトマターの頭蓋骨を砕きました。
シャウトマターは地面に落ちると動かなくなりました。
「全く何やってるんだい?」
ムーンさんはそう言いました。
「ボケっとしてたらあの怪物の餌食だよ!」
ムーンさんはそう行ってシャウトマターに突撃していきました。
・・・確かにムーンさんの言う通りです。
ここでやられる訳にはいかない・・・。
そう思った私はフォレストロッドを握り締めました。
「・・・初めて使う武器だけど・・・エエイッ!」
私は意を決してシャウトマターの前に飛び上がりました。
「エエイッ!」

グシャッ!

私は手応えを感じました。
シャウトマターの頭蓋骨が潰れたの。
頭を砕かれたシャウトマターは下へ落ちていきました。
「・・・これなら行ける!」
私は目茶苦茶にフォレストロッドを振り回します。
「へ〜やるじゃんリボンちゃんも。」
遠くでムーンさんがそう言いました。
「ならあたしも頑張らなくちゃね!」
ムーンがそう言うとある体制を取ります。
「必殺!羽根手裏剣!」
ムーンさんはそういうとからだを回転させ始めました。

バシュシュシュシュシュッ!

回転中のムーンさんから無数の羽根が出てきました。
それらはシャウトマターの頭蓋骨を一気に砕いていきます。
「す、凄い。」
・・・何て関心している場合じゃありませんね。
私も負けじと杖を振り回しました。



「・・・これで全部ですよね・・。」
取り合えず目に映るシャウトマターが全部いなくなったので私達はシャンデリアに戻りました。
「・・・みたいだね。」
ムーンさんもへとへとの様子で私の横に立ってました。
・・・かなりの羽根を使った見たく、所々がはげてましたけど。
「ムーンさん、大丈夫ですか?」
ピッチさんが心配そうに喋ります。
「ああ、これかい?」
ムーンさんは所々のはげを見せます。
「・・・大丈夫、飛行に支障はないし、月の光を浴びればまたはえて来るよ。」
・・・生えるんですかムーンさん・・・。
私は少し恐い想像してしまいました。
もっとも恐いという実感は湧きませんでしたけど。(今の方が恐いし・・・。)
「・・・あれ?」
私は下から何かの聞こえて来るのを感じました。
「・・・今度は何だい?」
ムーンさんも気が付いたようでした。
私はフォレストロッドを握って先頭に備えました。

・・・ブオオオオオン!

下からずざましいスピードで何かが現れました!
その衝撃でシャンデリアが激しく揺れます。
「・・・!何!?」
慌ててシャンデリアに捕まる私が見た物は。
・・・恐らく大きさが前に見た事のあるゼロ2の10倍はあるかと思われるシャウトマターでした・・・。


続く