かにさんの小説

【リボン イン ナイトメア】stage7


リボン イン ナイトメア

第7話

前回新しい仲間のムーンさんを仲間にした私は
宇宙船(と、ムーンさんは言います。)の中を探索してました。
「・・・ここまで何にも見つからないね。」
ピッチの言うとおり本当になにも見つかりませんでした。
「・・・諦めてここを降りようかな・・・。」
私も半ば諦めかけていました。
「まぁ待ちな、あそこに部屋があるみたいだよ、ほら。」
ムーンさんが通路の先を指差しました。
・・・確かにそこには部屋がありました。
私はそれを発見するなり部屋に向かって走り出しました。
「あ、ちょっと待ちな!」
ムーンさんの忠告を聞かず私は部屋の中へ入ってしまいました。
「・・・・。」
・・・そこは何と床がありませんでした。
「キャアッ!」
私は羽根を羽ばたかせる暇も無く重力に引かれて落ちてしまいました。
「リボン!落ち着いて羽根をばたつかせな!」
上からムーンさんの忠告が聞こえます。
私は言われた通り落ち着いて羽根をばたつかせました。

ふわっ。

体が一瞬軽くなり自分が宙に浮いてるのが分かりました。
「・・・ふう、危なかった。」
私はほっと一息つきました。


「・・・まさかこんな所があるなんて・・・。」
私は部屋の入り口から下を眺めました。
下は断崖絶壁でもし落ちたら無事で済む事はないと思いました。
向こう岸まで飛べる自信なんてありません。
私の飛行距離の限界はカービィさんと同じくらいなんです。
「どうするの、やっぱり諦めて返る?」
ピッチさんが私の方を見ていいます。
私もそう思いました。
でもムーンさんはこんな時でもたくましいようです。
「待ちな、あれを見てみな。」
ムーンさんは天井にぶら下がってるシャンデリアを発見しました。
「・・・まさかあれに乗るのですか?」
私の問い掛けにムーンさんは
「・・・他に向こう岸を渡る方法があるのかい?」
と、言いました。
・・・私は少し泣きました。


「・・・リボンちゃん、大丈夫ー?」
先にシャンデリアに乗っかったピッチさんが私に声をかけました。
私はもう限界でした。
「チョット・・・待って・・・ふう、着いた・・・。」
私はもう落ちるかも、と思った時にシャンデリアに着地しました。
シャンデリアは天井から50mほど離れていて非常に大きなモノでした。
「気を付けた方がいいよ、このシャンデリア、全部ガラスで出来てるよ。」
ムーンさんの言うとおり、このシャンデリアは全部がガラスで出来ていました。
もし、ここで暴れたら・・・。
私はぞっとしました。
「・・・次にいきましょ。」
私はそう言うと次のシャンデリアに飛び移ろうとしました。
・・・その時です。
当たりが妙な空気に包まれました。
「・・・何?」
私は辺りを見回します。
・・・すると何かがこちらに飛んで来るのに気が付きました。
「・・・あれは?」
それは骸骨の頭の下にぼろの布を付けたような姿をしていました。
「・・・何だいこいつは・・・。」
ムーンさんがそう思ったその時。
それは歯並びの悪いその口を大きく開けました。
「・・・何をするの?」
私がそう呟いた時。

キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!

・・・そいつはずざましく高い音で叫びました。
もはやその音は超音波の域まで達していました。
シャンデリアが揺れ、周りが砕けていきました。
ガラスの破片が当たりにまいます。
「!?」
私はとっさにシャンデリアの中心へ飛びました。
音が止んだ時、シャンデリアの周りが砕けているのが分かりました。
ガラスの破片が足元に散らばっています。
「・・・・これ、何なの?」
私はその奇妙な化け物に恐怖しました。
「・・・リボンちゃん。」
脇でピッチさんが震えています。
「・・・何?どうしたの?」
「・・・敵は一人じゃないみたいだよ・・・。」
ピッチさんにそう言われて私は周りを見ました。
・・・・何と、骸骨頭の化け物は一人だけではありませんでした。
その数は・・・50匹は超えるでしょう・・・。
「・・・こりゃあまいったねえ・・・一人25人くらいかな?」
・・・私の上でムーンさんがそう言いながら舌打ちしてました・・・。


続く