tateさんの小説

【世界迷作劇場】赤カービィちゃん:その3


カービィちゃんとワドルディおばあさんを飲み込んだデデデ狼さんは、そのままごろんとベッドに横たわりました。居眠りモードに入るつもりのようです。

が!!

突然がばっと飛び起きて、カービィチャンの持ってきたバスケットの中身を覗きました。
中には…ワドルディの煮付けが入っています。

「共食いさせる気だったのか…」
デデデ狼さんは、何か黒い思惟を感じながらも、バスケットの料理をぺろりと食べました。
そして、今度こそベッドに横になり、寝てしまいました。

そんなデデデ狼さんの行動を、逐一監視している人物(…人じゃないって…ってもういい?)がおりました。1ぺーじめで、カービィチャンの出発を覗いていたもう1人(…?)、メタナイトです。手には、ケッヘラーコッホを持っています。腰には、マグナムです。

「猟師だからな、気にするな」

何かを派手に勘違いしているようですが、まぁいいでしょう。

猟師メタナイトさんは、ずかずかとワドルディおばあさんの家に入っていきました。そして、ベッドに寝ているデデデ狼さんをジーっと睨み付けました。
猟師メタナイトさんの眼光が突き刺さっても、デデデ狼さんは目覚めません。

「厚顔無恥だからな」

…猟師メタナイトさんは、あまり思いやりが無いようです。

猟師メタナイトさんは、デデデ狼さんをベッドの上から引きずり倒し、家の外に運び出しました。かなり乱暴に扱ったのにもかかわらず、デデデ狼さんはぐーすか寝ています。
猟師メタナイトさんは背中から取り出したコンバットナイフで、無遠慮にもデデデ狼さんの腹をさばき始めました。すると、中からカービィチャンと、煮付けを抱いてシクシクと泣いているワドルディおばあさんが出てきました。

「もう超ムカツク!デデデ大王!!何あいつって感じ!!!何で料理食べるかなぁ!!!こっちが煮付け汁まみれになっちゃうじゃん!!!!」

カービィチャンがめちゃくちゃ怒っています。

「何だ、溶けてなかったか」
猟師メタナイトさんはカービィチャンとワドルディおばあさんは、天国に逝ってしまった事を前提に腹を切ったようです。
あっけにとられた顔のカービィチャンとワドルディおばあさんを尻目に、猟師メタナイトさんは家の外に山積みにされていた石をデデデ狼さんのお腹に詰め始めました。

「あわわ…こんなとこに山が…」
ワドルディおばあさんが驚いています。
「さっき、畑を耕してたカブーからもらって、運んできたんだ」
「どうやって…」
猟師メタナイトさんは、カービィチャンの質問を無視しました。
そして、石をつめ終わったあと、アロンαとホッチキスでデデデ狼さんのお腹を閉じました。
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